カンボジア旅行記②アンコールワットとベンメリア遺跡

カンボジア

コロナ直前のカンボジア旅行、今回はメインイベントのアンコールワット&ベンメリア遺跡の鑑賞です。朝早すぎて疲れました。前回記事はこちらから↓

カンボジア旅行記 3日目 早起きアンコールワット・ベンメリア

アンコールワットで朝日を拝み、ベンメリアで夕日を見守るという現地ツアーに参加。というわけで朝5時発です。早起き無理な私たちは、目覚めた瞬間「…起きた?」「起きてない…」「どうする?行く?」「んー・・・」という会話をしました。しかしもうお金払っちゃってるので無理矢理起きて出発です。クレジット前払い、偉大なり。

アンコールワット

起きるの途中で諦めなくてヨカッタ〜!と思えるこの景色!最初は真っ暗なんですが、徐々に空がピンクがかってシルエットがはっきりしてくる。マイブラッディバレンタインって感じ。

夕日みたいな朝焼けです。水面の反射も綺麗。見えにくいけど、蓮の花がいっぱい浮かべられてます。カンボジアでは雑貨とか壁画にも蓮をいっぱい見た気がします。

↑の写真はズームで撮っているけれど、実は周りはこんな感じで人だらけ。900年前から存在していて、今も毎日こんな朝っぱらから世界中の人の注目を集め続けるってすげー。「朝日を見に行く」みたいな特定のタイミングを狙って観光したことがないから、こんなに多くの人が一点を見つめてる景色を初めて見た。コンサートみたい。

日が昇ったところで朝ごはんタイム。アンコールワット敷地内の観光客向けレストラン的なところに案内してもらえました。あまあまマンゴージュースが最高!

続いてはアンコールワットの内部に入ります。こんな感じの、ほぼ90°な階段を登って入ります。こえー。

弟が「ゲームの中みたい!もしここで戦うなら、あそこに隠れて、こっから飛んで後ろから刺す」「剣のシュッって音とか、カツカツっていう足音、頭の中で聞こえてくる!!」と嬉しそうだった。新しい楽しみ方ですね。

ゲームもしないしとにかく眠い私は、「はぇ〜」と半分あくびの相槌を打ちつつスタスタさっさと競歩のように歩いてしまった。退場後に「もうちょっと見たかった…」と言われて反省。

途中でやーめた!なレリーフ。これって、書いた人が下手っぴだったのかな。それとも下絵はどれもこんな幼稚園的クオリティで、これが彫ってくうちにカッコよくなってくんかな。

ポリポリお尻を掻いてたお猿ちゃん。カメラ向けられまくってました。動物ってちっちゃければ何でも可愛いよね。虫はどんだけちっちゃくても可愛くないのに、なんでだろ。毛かな。

アンコールワットはガイドさんは内部には入らず、外で待っててくれました。本日のガイドさんはカメラマジック的なのが好きらしく、パノラマでこんな写真撮ってくれた。写真スポットも熟知してて、ツアーにしてまじよかった!!と思いました。

ちなみに今日のガイドさんは日本語喋れるカンボジア人の若いお兄さん。ツアー参加者は、私たちのほか、大人の女性2人でした。ほのぼの旅行。

アンコールトム

続いてアンコールトム。ンコールワットは寺院であるのに対して、アンコールトムは王宮らしい。すげー広くて、今回は「南大門」「バイヨン」ってところのみ観光。

柵とかなんもないのがいいよね。深夜とか遊び放題な気がする。閉園前の見回りの人から身を隠せる場所もめっちゃありそうだし。怖いけど。

この後「タプローム」という遺跡にも行ったのですが、飽きちゃった。「眠すぎるから車で待ちたい」とお伝えし、弟と1時間ほど車でお昼寝。早起きしたらまじ体調崩す。ユルユルツアーでよかったです。

↑私たちと一緒に観光せずに待ってたドライバーさん。車から出て木に腰掛けてクールです。きっと毎日ここに観光客連れて来てて、毎日この木で観光待ちしてるんだろうな。素敵な日常の一コマです。

ベンメリア遺跡群

レストランでお昼ご飯をいただき、車で1時間くらい走ってベンメリア遺跡へ。破壊されまくった寺院が修復されてなくてそのまんまになってる場所。アユタヤの遺跡よりもデストローーーイ!!!って感じです。

バルスっぽいことでとても有名らしい。しかし私は(多分弟も)バルスの映画を見たことがない。というか、ジブリを千と千尋以外見たことない。しかし、かまいたちが「ジブリ見たことない自慢」みたいなネタやってて、あ、あんまこれ人に言うのやめよ逆に馬鹿にされる、と思った。今書いちゃったけど!

ここでウェディングフォト撮ってるカップルがいて、めっちゃ素敵だった。センスよすぎ。

危ないからか、順路と柵が一応あって、それに沿って進む感じです。しかし全部に全部に柵があるわけでもなく、こんな洞窟入って探検したりできました。

さっきのくつろぎドライバーさんを真似して、ブランコしたり。ゆったりハンモック的な活用ではなく、靴脱いでギュインギュインな立ち漕ぎしてた。

ここでもトリックフォト会。ガイドさんの写真テクにハマった私たち。常に撮って撮って〜!すげ〜!とウヒョウヒョ喜ぶから、「次はこう!はいそこ立って〜!」とどんどん指示出してくれるようになって嬉しかった。ガイドさんも楽しそうに見えた。

ちょっと走って、夕日スポットへ移動です。無限に続きそうなオレンジの道。「死」って予定と選択ができるものだったらそんなに悲しくないのになーって思うことがよくあって、例えば「90歳になると死の道(物理的な)を渡らなきゃいけない」みたいな決まりがあるの。「あと1週間か〜」ってカウントダウンして、90歳になると家族とかが総出で「またねー!」って手を振る。そんなことを考える時に頭に浮かぶ死の道が、こんな感じの道です。だから何。

と、朝日から夕日まで楽しめるツアーでした。朝5時から13時間くらい。日本語のガイドさん、ランチ、ホテル送迎込みで1人100ドルくらいです。ベルトラから予約。

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カンボジア旅行記 4日目 エステと帰国

毎日早起きでさすがに疲れたね、ということで最終日はゆっくりデー。夜便での帰国です。私は「SPA KHMER」という高級スパでマッサージしてもらいました。めっちゃ気持ちよかったんだけれど、なんかトリートメントしてもらったら髪がベットベトになってしまった。

エステの間、弟の行き場がないのでホテルに「チェックアウトしたけど、ちょっとプールサイドの椅子を借りてても良い?」と聞いたところ、「もちろん!てか飛行機の時間まで部屋使って良いよ」と、なんと夜までお部屋を使わせてくれました!!!!神対応すぎる。ベトベトの髪も洗えて最高すぎ。ありがとう。今まで1,000件くらいホテル泊まってると思うけれど、サービスは1位かもしれない。

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最後はホテルの近くにあったレストランで甘〜いクレープ食べて、旅行を〆ました。

最終日、街で無料マスクが配布され始めてた。ホテルのスタッフと「中国から来た?あ、日本?それなら大丈夫だねーニコニコ」みたいな会話をしたのを覚えている。この時は「中国で流行ってる謎のウイルス」みたいな認識だったんだなー。パンデミック前に、滑り込みで楽しめてよかった。

カンボジア旅行記 まとめ

楽しかった!この時くらいから「観光地はツアーに乗っかるのが最高だな」と思うようになったかも。学生の時は安さ最重視で、自分でチケット買ってトゥクトゥク捕まえて、ってやってたけれど、なーんも考えなくて良いツアーの楽なこと、楽なこと。旅人の中には「苦労して自分で全部やること」自体に価値を置いてる人も割といるけれど、私は全然そんなんじゃないんだなーと自覚した。

カンボジア、バンコクからだと直行便出てるっぽいし、なんなら陸路で行けるみたいだし、たーちゃん連れてまた行こーっと。次はプノンペンかな。でもまたサーカス見に行きたいな。両方行けばいっか。

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