人んちを泊まり歩いたイラン旅行記の続きです。前回記事はこちらから↓
イラン旅行記 イスファハン
400年前くらいには「ここに世界の半分がある」と言われたという街。そんな昔にこんな美しい建物つくっちゃうって、凄すぎ。日本では関ヶ原の戦いでドンチャンやって、N.Y.なんてまだ森だった頃でしょう。
繊細・端正・荘厳な「イマームモスク」。近くには小売店が密集したバザールもあり、こんなデザインのお皿とかアクセとかが売られていました。荷物の場所取る、割れないよう慎重に運ばなきゃ、という手間を踏まえても買わずにはいられない美しさでした。
同じ宿に泊まってたドイツ人&ガイドさんとシーシャバーで休憩。お手洗いから帰ると、ドイツ人2人がガイドさんに激昂しててビビる。「私たちはもう帰る。あなたはどうするの?」とぷりぷり聞かれ、ええ〜、そんなこと急に言われても…とオドオドしてるとどっか行っちゃった。
ガイドさん曰く「彼氏いるか聞いたらキレられた」とのこと。真偽は不明ですが、なんかもっとセクハラちっくなこと言ったんだと思う。
イスファハンでも人の家に泊まらせてもらいました。ヤズドで泊まったホテルで「イスファハンに行きたいんだけど」と伝えて、ガイドさん&宿を手配してもらったのです。ガイドさんちにいた子供!お顔が大優勝。
子沢山。世界一周中「この人、賢すぎ」と感じた人に3人会ったのですが、うち1人がこの長男です。お邪魔しまーすと入ると、どうぞどうぞとニコニコお茶を淹れてくれ、日本から来たよと伝えると「津波は大丈夫だった?」「東京ってどんな場所?」と英語でペラペラペラ。
さらに弟たちと分け隔てなく遊びつつ、イスファハンの魅力を端的に話し、ギターも披露してくれました。好きな教科は数学で、なんと15歳だそう。前途有望極まれり。今何してんだろ。
イランの旅行記 シーラーズ
最後の都市はシーラーズ。各観光地に公的なガイドさんが配置されており、何気に一番観光しやすい街だったかもしれません。観光客が入場する際はローブとか貸し出ししてくれます。
ちなみにイランは外国人だろうと、女性が外出する際はスカーフを巻くことが義務付けられる。マフラーとかタオルとか適当で良いんだけれど、暑い日なんかはなかなか煩わしい。イランからの出国便では機内に乗り込んだ瞬間にみんな続々スカーフ取っていて、窮屈と思ってる人が多いのかなと感じた。
「ピンクモスク」と呼ばれる、ステンドグラスが美しいモスク。多分この都市の一番の観光名所。午前中に行くと部屋中がカラフルに彩られ、それはそれは美しいそう。
寝坊して午後の訪問になってしまったのですが、それでも綺麗。ぼーっとお昼寝してました。
こんな感じで1ヶ月近くいろんな都市を見て回ったイラン旅行。日本人に非常に好意的で、出会った人も信じ難いくらい親切で、非常に旅行しやすい国でした。が、ひとつ痛いのは食事です。酸っぱい or パサパサ or 無味 という感じ。バリエーションも少ない。
↓キッチンペーパーを焼いたみたいなナンと、緩衝材みたいな米。肉は美味しいのですが。まあ、美食を求めてイラン旅行をする人もいないだろうけどね。
というわけで、1人旅ですが1人で過ごす時間がほとんどなく、記憶に残る旅行ができました。また行きたい国No.1。
コメント
なろっち (id:narocchy)さま
そうなんです、圧倒される美しさでした。
インドも、また違った雰囲気のモスクがたくさんありそうですね。
タージマハル以外伺う機会がなかったので、ぜひブログで紹介していただけたらと思います!