世界三大料理のひとつ、トルコ料理。フレンチと中華はあちこちに有名店があるものの、トルコ料理ってあんまり知らないな…ということで、行ってきました。麻布十番のトルコの宮廷料理。
ブルガズ・アダとは

麻布十番のトルコ料理屋さんです。
- 食べログ評価3.81(2020年11月)
- 今回はディナー10,000円コースで予約
雰囲気とホスピタリティ抜群の、とても居心地の良いお店でした。
ブルガズ・アダ 店内
麻布十番駅から徒歩5分ほど。大学時代のバイト先が近くてちょっと寄ってみる。わたしはあの時から3年くらいの間に就職・離職・転職・結婚をしたけれど、当時働いていた人たちは全く変わっていなかった(そう見えただけかもだけど)。

昔だったら「そんな代わり映えのない人生イヤ!」と思っていたけれど、今は「そんな淡々とした人生もまたいいかもなあ」と思った。歳をとったということかしら。あくまで日常や仕事に満足できていればの話だけどね。

そんなことをポヤ〜っと考えながら到着。雑居ビルの中の異世界!

ブルガズ・アダで食べたもの
ドリンクメニューはこちらです。種類が少なくて選びやすい。

お皿がゴージャス!ツヤツヤしたガラス。これが宮廷か…と思う。

テーブルの横の雑貨たち。星座を表すオブジェ。


お手洗いまで、逐一カワイイです。

ブルガズ・アダで食べたもの
乾杯はビール。トルコのピルスナー。スイスイ飲みます。

前菜。「トプカプ宮殿 帝王の門からご挨拶 焼きなすとトマトのサラダ」です。トプカプ宮殿…数年ぶりに聞く名前。高3の世界史知識MAXの時に食べれば、思いを馳せれたのかしら。見た目が美しいお料理、花も食べられます。しっかりめのテクスチャーでナスの味わいが強い。

本日のスープ。「ケスターネ」とは、トルコ語で栗のこと。2日間煮込んだブイヨンで作ったポタージュとのこと。

ホクホク、秋冬の味わいです。癖はなくスイーっと飲める。

お次はワインをいただきです。

次のメニュー名は「一品一品手間隙かけた本日の前菜の彩」。押し付けがましい名前や…と思っていたけれど、登場したこちらを見るとなるほど確かに手間隙かかってる。

詳細はこちら↓を見てください。ベビーアーティーチョーク、百合根みたいで美味しかったー。1個1個丁寧に説明してくれるので、美味しさ倍増。

パンはパサパサ。モロッコで食べたパンに似てる印象。少しだけいただきました。

「本日の鮮魚」はヒラメです。オーブンでパリッとしていて、中はしっとり。

メニューにあった「Dark Beer」を夫がオーダー。ワルそうなジャケのこちらは「ズックム」という名前。トルコ語で「毒」という意味だそう。


赤ワインを合わせます。トルコのワインって初めて飲む。


デザートはこちら!結婚記念日で伺いますと伝えたところ、こんな素敵なプレートが登場。トルコ語で結婚記念日おめでとー!的なことが書いてあるのだそう。テンション上がります。ちなみにこれは夫のお皿↓

わたしのは英語バージョン。嬉しいな〜。デザートはさっぱりゼリーと甘いフルーツ。

ドサドサと砂糖を入れたチャイと一緒にごちそうさま。

満腹じゃ〜と店を出て南北線に乗っていると、見知らぬ番号から電話が。出てみると先ほどのお店のお姉さん。
「あの、メガネ忘れています!」
タクシーで酔っ払ってスコスコ寝てるたーちゃん、裸眼なり。気付けよ。
「す、すみません、夫が忘れてしまったようで…」
「いいですよ!よければ、郵送いたしますので住所を教えてください〜」
取りに帰るのか…面倒くさい…寒い…。とうんざりした瞬間の素敵なオファー。口頭でそのまま住所を伝えると、すぐに送りますとのこと。高級ホテル!?と思うくらいのホスピタリティ。いや、高級ホテルで忘れ物した時も、こちらから電話して着払いでの郵送対応だったよ。
翌日に「あれー、メガネどこやったっけー」と呑気に鼻をほじるたーちゃんの元へ郵送されました。本当にありがとうございます。
ブルガズ・アダ まとめ
「トルコ料理」というものを食べ慣れていないため、他と比べてどーだとか言えないのですが、普通に無難においしかったです。あとお店のお姉さんの説明が非常に丁寧で楽しかった。雰囲気含めて楽しいお店です。
コメント