タイのセンスの良い音楽フェスに行ってきました。目的は宇宙で一番好きなバンド・DIIVを見るため。DIIVはもちろん、フェス自体も超楽しめました。ゆったりしてて、ご飯も豊富で、混み込みしてなくて、疲れません。
Maho Rasop Festival 2022 とは
タイのインディーロックが集まるフェスです。
- 2022年は11月19日・20日の開催でした
- チケットは2Dayで3,990バーツ(=1.5万円くらい)
ラインナップはこんな感じ↓。ステージは3つで、Maholan>Slive>Rim Daengの順で大きいです。
大ステージのトリは、コーネリアスとMONO。両方日本!すごいね!
Maho Rasop Festival 2022 Day1
ゲートの様子。IDとATK検査(市販のPCRみたいなの)とチケットを見せるとリストバンドをしてくれます。15:00会場で、この時すでに17時近くだったのですが、結構混んでました。
エントランス。とってものどか!お客さんものんびりしてる。ディッキーズ着て気合い入れてフェス参戦!みたいな人はいないような。
早速ですが、まずはご飯。とってもお腹が空いている上、とっても良い匂いが漂ってくるのです。会場は端から端までゆっくり歩いても10分しないくらいの大きさ。屋台は全てここに集結してます。
タイ料理、麺、チキン、アイス、パスタ、スープにフォーと割となんでも揃ってます。ちなみにフェスは完全キャッシュレスで、リストバンドにお金をチャージして購入する仕組みです。チャージもネットバンキングorクレカのみ受付です。
フェスっぽい見た目に惹かれてこちらをチョイス。1本100バーツくらい。巨大です。
たーちゃんはポテトとケバブを選んでました。ビールもゲット!120バーツ、480円くらいですね。タイは17時からじゃないとお酒売ってくれなくて(法律で)、17時にはビールを求める長蛇の列ができてました。
夕方スタートのフェスのため、すぐに夕暮れ。エモ!!ぼんやり音楽を聴きながらお客さんを眺めます。圧倒的に個性的おしゃれな人が多い。客層はファッジに載ってそうな人4割、音楽オタクっぽい人3割、ゴージャス系美男美女1割、大麻栽培してそうな人1割、外国人1割って感じでした。
日が暮れてきてステージに。まずは気になってた「春ねむり」さん。ライブが楽しすぎてびっくりです。盛り上げるのが超うまい。煽り、ダイブし、コールを教える。半テン、デスボ、キャッチーなメロディと、日本語わからんくても楽しめる。
1曲目始まった頃に行った時は割と空いててこんなに前で見れたのに↑、
お手洗い行きたくなって、途中で抜けて帰ってきてみるとこんなにお客さん増えてました↓。
「タイは初めて。こんなに盛り上がってくれて本当に嬉しい…」って言ってて、こっちも泣きそうになったよ。
続いてSILVERステージを紹介。2番目におっきいステージですね。最後に見たタイ人ラッパー「MILLI」。なんと20歳!クラブミュージックっぽいのを生バンドでやっててマジでかっこよかったです。その場でAppleMusic開いて落としました。
調べてみると、1,500万回再生もされてる超人気ラッパーのようでした。はぇ〜。
↑のSliver Stage横にはハイネケンの滑り台が設置されてました。このほか、マーシャルの謎の小屋やLevis(デニムの)の物販などもありました。
そんでこちらがメイン!キャンプ椅子座ったりとか、レジャーシート敷いたり、のんびりしてる雰囲気です。なお、たーちゃんはレジャーシートでずうっとゲームしてました。完全に私の趣味で連れてこられたのに、ビール飲んでニコニコして「楽しかったよー」と言ってくれて本当にありがたい。
私はたーちゃんの横に座ってビール飲んだり、「オッ」と思うのがあれば立ってじっくり見に行ったり。これは「オッ」っと思った「Dry Cleaning」。魔女みたいなボーカルが、まるで機材の一つみたいな美しい声で歌います。心底楽しそうに演奏するギターも良い。好みすぎると思い調べてみると、4AD出身で、やっぱりな。
そんでお目当てのDIIV!セット転換にノコノコステージに近づくと、余裕で最前来れました。いつかのサマソニで地蔵問題などありましたが(確かスマパン?)、そんなのは全く無縁。この近さ!本当にいるんだ・・・チューニングしてる・・・これから生演奏聴けるんや・・・と感極まって不思議な気持ちになる。
前も書いたけれど、DIIV、大好きすぎて「死ぬまでに絶対ライブに行きたい」と思ってたら、私が渡航した3週間後にタイに来ることが発覚したの。奇跡すぎる。無事こんな近くで見ることができて、本当に生きててよかった!
天国みたいな時間だった。耳栓を渡されたマイブラのライブよりもずっと轟音だった気がする。私のすぐ後ろにいた若いお兄さんが、テンション上がってベースラインを「デデデデ」って歌っててなんかめっちゃ嬉しくなった。私の周りにDIIVを好きっていう人いないけれど、ちゃんと私と同じくらいこの音楽が好きな人がこんなにいて、しかも今同じ場所にいて、みんなでめっちゃ興奮してて、超幸せ!って感じ。サイコーーーーー。また行くもんね。
Maho Rasop Festival 2022 まとめ
というわけで、DIIVを無事見終えて帰宅です。帰り道、Grabがなかなか捕まらなかったので、予約とかしといた方が良いと思いました。
ゆるーい雰囲気でイケてる音楽をじっくり楽しめる素敵なフェスでした。ラインナップに知っているバンドがあったなら、絶対に楽しめると思います。イベンターのセンスが良すぎ。きっと好きなバンドが見つかります。
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