ウクライナ&ベラルーシ旅行記、続きです。今回は旅のハイライト、世界遺産の町・リヴィウ編です。前回記事はこちらから↓
ウクライナ・ベラルーシ旅行記 3日目 キエフ→リヴィウ
3日目。首都・キエフから西の方にあるリヴィウへ鉄道にて移動です。500kmほどの結構な長距離旅。
チケット売り場はこんな感じ。英語併記ナシの完全ロシア語!同行者のロシア語堪能な先輩に全てお任せ、ありがたい。へらへら付いてきて、呑気に写真撮ってる後輩、ムカついただろうな。
じゃーん。意味不明な切符です。リヴィウまでは5,6時間。寝てたら着きました。
じゃん、鉄道の駅。快晴なり。
リヴィウは、旧市街全体が世界遺産に登録されているらしい。というわけでトラムに乗って旧市街へGo。切符は10円とか20円とか、そんなもん。物価はめちゃ安でした。
旧市街の駅に到着。美しい絵が描かれた壁にテキトーな落書き。空白恐怖症なんかって思うくらい、そこらじゅうの壁が落書きでまみれてる。
ホテルに荷物を預け、しばしお散歩!夏休みみたいな快晴、石畳のヨーロッパな街並み。キエフよりもこぢんまりしている感じ。
教会かな?ミニミニサイズ。昨日キエフで見た教会と同じ色合い。ロマンティックです。
ウクライナの国旗がなければ、「ローマだよ」と言われてもわからない。典型的なヨーロッパの街並み。
近くのビュッフェ形式な食堂でランチ。どうです、めちゃめちゃ美味しそうじゃないですか。サラダ、チーズ入りオニオンスープ、チキンのクリーム煮込み、照り焼きチキン。どう考えても食べ過ぎです。だって全部美味しそうだったんだもん。しかしこれで500円ほど!
食べたものを消化すべく、街をフラフラお散歩です。またもや規模感のおかしなウォールアート。通りがかるだけで音楽が聞こえてきて、ハッピーな気持ちになるような素敵な絵。家のマンションにも絵描いてほしい。
大きな大学があるらしく、通りを歩くのは若者が多いです。コンビニでお買い物中、ロシア語しか話さない店員さんと意思疎通を図れず困っていると、学生っぽい人がすぐに英訳してくれました。昨日のスリをやっつけてくれた兄ちゃんといい、みんな優しい。
しばらく歩いて、ホテルへお戻り。超絶かわいいホテルを選択。「Family Residence Hotel」です。こんなに可愛くって、2名2泊4,400円!
モロッコの「1人1泊1,000円」は、値段なりの清潔さ、という感じでしたが、ここは1泊4,000円で良いのでは?というくらいの快適さ&清潔さ。物価って何なんでしょう。
安い部屋だったので、景色はない。しかし個室でおっきなベッドがあり、どこもかしこも可愛くデザインされている。充分すぎます。
ウクライナ・ベラルーシ旅行記 4日目 リヴィウ散策
この日は1日リヴィウを散策。朝食なしプランでホテルを予約していたので、まずは朝ごはんを探しに出かけます。
何やら賑わっているカフェを発見。The smithsがBGMで渋い!
じゃん!素敵すぎるカフェ朝食!巨大なさくふわクロワッサンに、野菜がぎゅっと詰められます。クリーム過多なカフェモカもご一緒に。カロリー爆弾!しかしクドさは全くない。
再度散策。鉄道駅の近くに市場があるらしく、旧市街から一旦離れます。
この建物の奥が、食べ物やらお土産やらがひしめき合う巨大市場になっています。
こんな感じ。スられないように気をつけるぞ〜。
迫力のあるお肉たち。もっと死にたて、みたいな生々しい動物も吊るされていました。現地の人が集まる場所という感じで、とっても楽しい!
市場を出て、今度は街の中心地へ向かって歩きます。レゴでありそうな教会。
ランチをいただきに、またもおしゃれなカフェへin。この映り込み兄ちゃん、めちゃめちゃ絵になるな。
ランチといいつつ、ケーキをいただき。テラス席にて優雅なひととき。いっぱい歩いてるからゼロカロリー。
お隣のお客にゃん。ソファカバーに擬態しておる。
午後になり、徐々に冷え込む。「寒いねー、お酒欲しくね?」ということになり、チェリー酒屋さんに。寒いからお酒を飲んで温まるという発想、ウクライナ人になってきた。
すごいパリピなチェリー酒屋さんに。グラス単位で購入でき、店内で立ち飲み。ギョッとするほどのアルコールですが、香りと旨みでスイスイいける。あっという間に酔っ払い!
ふわふわ気分でお散歩継続。この辺りは割と観光地化されているようで、お土産屋さんなどもチラホラ。
大きな広場を抜けて、さらに歩く。「お酒足りなくね?」、とつぶやく先輩。確かに。
というわけで今度はウォッカ屋さんに潜入です。フレーバーウォッカが豊富に売っているらしい。
いろんな種類のウォッカベースのお酒がズラー。映える。かわい〜。
しかしアルコール度数がしゅごい。かわいくね〜。下段は27%、上段は40%!火事が起きたら一瞬で消えそうな建物だ。
瓶で買ってお土産にしたいが、さすがに重い。というわけで店内で楽しめる「テイスティングセット」をオーダー。2人で8杯。蜂蜜やりんごなど、飲みやすそうなのを選んだため、当然に美味しい。しかし瞬時に酔っ払い!
身体がポカポカ。酔っ払ってゴキゲンな日本人女性2人がフラフラ散歩していても、全然危険を感じない。やっぱり中心地の治安は割と良好だったと感じます。
↓これは入ろうと思うも満席で断念した有名なレストラン。
ということで、有名レストランは諦め近くの広場で夕食を。いくつか露天があり、屋外テーブルで食事をいただける感じでした。〆はビール。超お酒飲んでます。だって安いし美味しいんだもんガハハ。
夜も深まり、駅へ再び。キエフへ帰ります。ご覧の通り、駅はとってもキレイです。パリの10倍清潔な印象。
あー楽しかった。夜行列車、寝てれば朝にはキエフです。
ウクライナ・ベラルーシ旅行記 まとめ
という感じで、かわいい街並み、安い物価、美味しいお食事&酒でサイコーの街した。もっと長期滞在したいと思った。ヨーロッパに飽きた人とか、旅慣れた人にぜひおすすめしたい。
次回は隣国、ベラルーシへの旅行記です。どこそれ?って人も多そうですが、こちらも物価が安く、綺麗で居心地の良い街でした。
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