過去の海外旅行を振り返ろうシリーズ、ベトナム編です。大学5年生の夏休み、ディエンビエンフーという漫画を読み、「ベトナム行ってみたい」と思いそのままスカイスキャナーでチケット検索、やっすー!と思い翌週旅立ちました。大学生ってなんて自由。
ベトナム旅行記 1日目 成田→ハノイ
ベトジェットにてハノイへ。隣に座ってたベトナム人のお兄さんが日本語を話せて、しばらくおしゃべり。お金のなかったわたしは、Couch Surfingという旅人交流アプリを利用し、現地の女の子のおうちに泊まらせてもらうことになっていた。
「でも、待ち合わせ場所がイマイチわかんなくて、電話してって言われたけど、SIMも買いたくないんだよね。どうしよ」と飛行機の彼に相談すると、「そしたら、その子の家の近くまで俺が送ってってあげるよ!」ということに。
わたしはこういう申し出を全く怪しまず、ホイホイついていきます。
彼の車が到着。お金のある人だったらしく、なんとボルボで市街地まで送ってくれました!初めて乗ったよ。なんてラッキーなんでしょう。というか、彼はなんでエコノミーに乗ってたんだろ。
彼の携帯を借りて、アプリで知り合った女の子に電話をかける。住所を教えてもらうもよくわからず、彼に代わって話してもらい、結局近くまで連れてってくれることに。ああ、なんて優しい・・・。
無事に女の子と合流でき、次は彼女のバイクの後ろに乗せてもらっておうちまでGO!
この、前のバイクと横のタクシーとのスレスレ感、伝わる?ひゃー!と騒ぎながらしがみつく。彼女にとっては日常だろうに、テンションの上がってしまったわたしに付き合いきゃー!と叫んでくれる。楽し〜!
こんな感じの広めのお家にご招待いただきました!大学生で、女の子2人でルームシェアしているとのこと。2人とも、ようこそ〜とニコニコしてくれて嬉しい限り。
Couch SurfingのCouchはソファを意味します。ということでソファをお借りし、ここで寝させてもらいます。お風呂も貸してくれました!ちなみにわたしはこのアプリがかなり好きで、東京でホストとしていろんな国の人を泊まらせたりしていました。台湾で使ったこともある。
ベランダから見える景色。お家のぎっしり具合と、ポツポツと建つ高層ビルがすごく東南アジア。
「よかったら、ごはん食べる?」と声をかけてもらい、お手製フォーをいただく。うんまー!この上に乗ってる謎の粉が美味しい・・・買って帰ろ!と思い、調味料を見せてもらう。
これ。写真撮ったけれど、スーパーで見つけられず諦め。ご飯をいただきながら、学校のことや日本とベトナムの違いなどについて話す。ベトナムは韓国人アイドルが流行ってるらしい。
メイクの話も盛り上がり、コスメとかお土産にすればよかった〜と後悔。2人は明日は学校とのことで、早めに就寝。
ベトナム旅行記 2日目 ハノイ観光
暇なわたしは昼に起きる。2人はもう出発済、鍵をポストに入れてお散歩。育ち過ぎた木。キレー。
ベトナム行きを思い立った、ディエンビエンフーはベトナム戦争の漫画。というわけで、ホアロー収容博物館に来ました。ベト戦は直接関係なくって、フランス統治時代にベトナム人が入れられていた場所。
こんな感じで実際に使われていた収容所と、囚人のリアルな模型が展示されています。地域は違っても、今もどこかでこんなふうに弾圧されている人たちがいるのでしょう。見えないだけ。
写真は遠慮しときましたが、独房や処刑台(ギロチン)などもありました。これは中庭。囚人の様子が彫られています。こういう人を人と扱っていない歴史、信じられないと思うけれど、いざ戦争になるとみんな自分の頭で考えるのをやめて指示や周りに流されそうとも思う。
ドス黒いオーラを背負ってお散歩へ。気分転換すべく、カフェへ入店。
じゃん、ベトナムコーヒーです。練乳に超濃いコーヒーがふわりとかけられます。苦過ぎたり甘過ぎたりすることも多いようですが、これはくるくる混ぜて飲むと程よく甘くておいし〜。
有名な「トレインストリート」。線路スレスレに家やカフェが立ち並んでいるのですが、危なすぎるとのことで、カフェは全て2019年秋に閉鎖されたらしい。ちなみに訪問したのは2017年です。
続いてやって来たのは「ベトナム軍事歴史博物館」。戦闘機・武器兵器がズラズラ展示されています。女子大生が1人で訪れる場所じゃない〜。が、1つひとつ解説を読んでいくと興味深い。これはソ連開発の戦闘機だそう。
上の塔は城塞だったとのこと。中に入って登ることもできました。
戦闘機の残骸を積み重ねたもの。写真は、女性兵がこの残骸を引きずって歩いているものです。
テレタビーズの顔に見えてしょうがなかった飛行機の翼!写真中央の部分、目と口があるの、わかる??
国宝指定の戦闘機。サイゴン陥落時に大統領の家に突入したとのこと。外が暑すぎて、ここでしばらく涼む。館内はガラガラ。重い歴史を背負ったモノがたっぷりあるのに、なんかすごく長閑な雰囲気でした。ちぐはぐ。
ふー、夕方です。暗くなる前にマンションへ戻りましょう。帰り道に屋台に寄ってまたフォーをいただく。注文方法がわからず、隣のオジさんが食べてたものを指差していただく。100円くらい!
スーパーにも立ち寄って、コーヒーをお土産に購入。これも泊めてもらってる彼女たちにおすすめしてもらったもの!
おうちに帰ってコーヒー飲みながら一晩おしゃべり。みんなで写真撮ったりして、夜更かしはせずにおやすみなさい。彼女たち、英語がとっても上手で焦ります。もっと頑張んなきゃ。
翌朝、彼女たちにお礼を言いまくり、サパという街へ移動。とっても清潔な長距離バス!
ベトナム旅行記 ハノイ編 まとめ
ハノイはすごくちゃんと観光したなーという思い出。都会だったな。
移動先のサパは大自然が素敵な街。2泊のトレッキングをしてきました。雲の上の山に野生のバッファローや馬がいる、絵本みたいな場所。また次回。
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