前回、あまりのおいしさと美しさに感動し、季節を変えて2度目の訪問です。たーちゃん(夫)がとても気に入っているレストラン。もちろんわたしも大好き。前回と被る料理がひとつもなくて嬉しかったー!前回の訪問記はこちらから↓
フロリレージュとは
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外苑前のフレンチです。
- ミシュラン2つ星
- 食べログ評価4.21(2021年10月)
- 外苑前駅から徒歩5分、全16席
- 今回はディナーコース15,000円+ワインペアリング10,000円をオーダー
客層は老舗のフレンチよりも若め。料理と同じく、店内はおしゃれでモダンな雰囲気です。
フロリレージュで食べたもの
着席と同時にワインペアリングをオーダーするわたし。「今日はノンアルペアリングにしようかな…」なんて呟いていたたーちゃんも、「やっぱり!ワイン飲む!」とオーダー。ドゥーツ、上品な味のバランスの良いシャンパンです。
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アミューズ「冬瓜」。黒糖のパイ生地みたいなやつにフロマージュブランが載せられ、上にはキャビアが鎮座。甘かったりしょっぱかったりコクを感じたり、口の中が忙し楽しい。
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カリフォルニアのソーヴィニヨン。なんとなく、オーガニックぽいエチケット。
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本日のメニュー。イノベーティブな雰囲気ビンビンです。
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お次は「アオリイカ」。前回も同じメニュー名のものがありましたが、登場したのはまったく違う料理。右手のお皿は、写真では全くわかりませんが、フルーツトマトジュレの上に春菊が載せられ、その上にアオリイカを被せたもの。筒状のものはフロマージュブラン。左の真っ黒なお皿は、イカのミンチとイカ墨で作ったソースとのこと。絡めていただき。
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お次はヴィオニエ。この品種、今年のワインエキスパートのテイスティングで出題されました。わたしはゲヴュルツトラミネールと回答…しかしコメントは外れていないはず。結果発表まで、神に祈る1週間を過ごしています。(追記:受かった!!!)
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「南瓜」。カボチャのスフレグラス。キンキンに冷たい。
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下にはキャビアとボタンエビが潜んでいます。エビが甘い〜。
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トリュフのフリットonトリュフ。
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酒パン。これは前回も出た。ふわふわ蒸しパンです。
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お次に合わせてローヌの赤。
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「カマンベール 牛」。今日はチーズが多い気がする。お肉の上にはカマンベール、下にはペシャメルと赤ワインソース。一気にお腹がいっぱいになる。
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2つ目のパン。わたしはパス。
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おもしろいワイン。スペインの、聞いたことのない品種でした。「スモイ」と言っていたかな?これを45度の上燗にていただきます。さらりと美味しい。前回は日本酒なんかも登場したけれど、酔っ払い安くなっちゃう。ワインで進めてくれて嬉しいな。
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「松茸」。きのこのスープです。スベリヒユと呼ばれる葉っぱの下には、フォアグラのテリーヌが。メニューに「フォアグラ」じゃなくて「松茸」という料理名が表記されるのが奥ゆかしい。ゆずやオレンジの香りがして、秋の皿って感じです。
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メイン「分かち合う」のプレゼンテーション。お肉料理をゲストみんなで分け合うというやつです。前回はアグー豚だったような。今回は蝦夷鹿。北海道も沖縄も味わえるなんて、嬉しいな。
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バンドール地方のロゼ。とてもスッキリ。
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「鰹」。めちゃめちゃ美味しかったお皿。下に鰹のクッキーのようなものが敷かれており、その上に鰹、卵の黄身、レモンが乗せられさっぱり美味しい。
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お次はコンドリュー。むむ、またもヴィオニエ。
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「甘鯛」。甘鯛の上に青柚子ジュレ、ほうれん草が被されます。味噌色のソースはカレー風味。主張が強い。ちょっと重く感じる。
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さてさていよいよ、メインです。ということで、シャトーカマンサック。メドック5級ワインです。
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こちらが切り分けられた「分かち合う」。ちょっと小さいですが、これは「お腹いっぱいなら少なめにもできますよ」と提案いただき、そうしてもらったためです。たーちゃんのはこれより一回りほど大きい。鹿のフィレって言ってた気がする。しっとりあっさり、美味しいです。右手は白カブのマリネとごぼうのみりん漬け。
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デザートに突入です。「梨」。訳のわからない写真で申し訳ありませんが、パウダーの下には梨のゼリー、アイスが隠れたさっぱり1品です。
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「無花果」。キャラメリゼした無花果にジュレをかけていただきます。キャラメリゼにより無花果の甘酸っぱさが強調されてうま〜。メニューに書かれた「無花果」を読めなかった35歳のたーちゃん「読めなかったことはブログに書かないでね!」。
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「アマゾンカカオ」。こちらも前回、同じメニュー名のものがありました。前回はオムレツ上のチョコレートでしたが、今回は筒状。
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パカっとすると、アイスクリームがとろ〜。泣くほど美味いな、こりゃ。お腹いっぱいで、チョコかあウゲゲなんて思っていたのに2秒で平らげた。
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ほんとの最後、鬼灯で〆。秋ですね。
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お腹いっぱい、今回も幸福な気持ちで帰路につく。演劇見た帰り道みたいな余韻が残る。
フロリレージュ まとめ
はあ〜美味しかった。こんな色んな食材を、美味しく、綺麗に調理してもらえて、15,000円で食べられるなんて本当に幸せ。厨房を囲むようなカウンター式で、プロの手捌きをうっとり見てられるのも良いですね。夫婦でレストラン来ると、特に会話することなくてお互いぼうっとする時間が生まれるんですが、手持ち無沙汰にならない。
たーちゃんは、これを最後のご馳走としてインドネシアへ旅立ってしまった。次また来るのは、帰国パーティの時だな。というわけで、春頃にまたお邪魔したいと思います。
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