ロオジエ(銀座)/ミシュラン3つ星フレンチディナー

フレンチ

憧れミシュラン3つ星店、満を持して訪問です。料理は10000点、雰囲気100点、サービスは???が残る訪問でした。1回の食事にこんなに高い値段払うのは、ただ美味しいご飯を食べるだけじゃなく、素敵な数時間を過ごす体験をしたいから。というわけで、総合的な感想は「1回行けたしもうしばらくは良いかも〜」という感じです。

ロオジエとは

銀座にあるフレンチです。

  • 食べログ評価4.47(2022年9月)
  • 銀座駅から徒歩7分、全30席
  • 今回はディナーで訪問
  • MENU DÉGUSTATION(33,000円)をオーダー

ロオジエで食べたもの

時間ぴったりくらいに訪問。銀座一等地のグランメゾン、テンションあがる!2Fに通され1Fの会場に案内してもらえます。札幌コートドールスタイル。食後の感想ですが、総合的な満足度はコートドールの方が高かった。

テーブルセットはこんな感じ。

ロオジエロオジエロオジエロオジエ!1文字だけ紛れてる違う文字を探してくださいのクイズみたい。

メニューは3種類。真ん中、王道のデギュスタシオンに決定です。

まずはロゼにて乾杯です。ペアリングはありますか、と聞いたのですがスタッフの回答が要領を得ない。「はい、シャンパンを含んだペアリングもあります。1皿目の前にアミューズもあり、時間もあるのでまずは何か飲まれますか?」と言いつつ単品メニューを差し出す。

?アペタイザー+1皿目でペアリングシャンパンでも良いし、メニューによって1杯目が変わるならまずは1杯グラスで飲みつつゆっくり決めたいし、どうして欲しいのかよくわからない。尋ねるもなんだかよくわからない回答でたーちゃんと顔を見合わせる。わたしたちの経験が足りないだけ?選択肢をわかりやすく与えてほしい。フレンチ来ない人とか意味わからんのではなかろうか。
初っ端の大丈夫かな…というどんより気分を晴らしてくれたのがこちらのお皿!なにこの美しさ!トリュフ、栗、根菜と見た目も味覚も秋を楽しめます。

パンは4種類くらいから選択できました。ハード系が苦手なのでミルクパンをチョイス。食品サンプルみたいだな。

モンブラン型もりもりバターです。割と硬い。

アミューズ後、「次のワインどうしますか?」と言いつつメニューを渡される。そして「ペアリングにするなら早くしないと…」みたいに急かされる。え、まだ30秒しかメニュー見てないんですが…そんなことある??激萎えしおしお。明日早いし急かされて決めるの嫌だしグラスにしよ、ということになりました。
そんで登場、栗のスープです。中には甘い栗のムース、そして焼き栗やエリンギがゴロゴロ。しっとり甘くてやっぱり秋。

1皿目「帆立貝のタルタルとキャビア」。緑のはきゅうりのムースです。モネの絵みたい。あとはこの大量キャビアと散らばる乳首はやっぱりロブションを思い出させます。食材が旨すぎてヘンなサービスもどうでも良くなる!

ワインはこちら。2皿で1杯ペースでいこうと思います。コンドリュー、ヴィオニエ。

たーちゃんはこちらのセミヨンを。先ほどのキャビアには絶対にこっちの方がある。ミネラリー。

続いて「オマール海老のブイヨン」。美しい…。草間彌生柄のパスタの中には野菜とキノコがたっぷり入ってました。海老も当然、ブリンブリン。「美味しいね」「やばいね」「エビってさ…すごいよね」という偏差値2の会話を繰り広げる。

続いてもお魚のようですが、メニュー名からどんな感じかわからずソムリエさんにお尋ね。おすすめしてもらったエルミタージュ。

それからプイィ・フュイッセ。どいつもこいつも「知ってる…!」と思うのに、品種・土地をほとんど忘れてる。ワインエキスパートの受験は、センター試験の世界史みたいなものなのでした。

ブイヤベース。薄ーいイカにお魚が巻かれてます。今日はかさごって言ってたかな?そのほか、細かく刻まれたほうれん草、メイクイーンなどが入ってます。最後に蟹?のスープをかけて完成。いろんな食材の美味しさが抽出されてまとまってて最高です。

最後はこちら。ギリシャで飲んだなと思いつつ、クシノマヴロをオーダーです。

もう1つはシャルムシャンベルタン。普段こんな良いワイン飲まないので、「美味しいワインってこんなに美味しいんだ…」と感動です。上品すぎる。

メインはこちら。仔牛のロティ。しっとり。左上には唐辛子、なす、右上にはトリュフと茸。ソースがなんだか忘れましたがフルーティな後味でとてもさっぱり食べられる。お腹いっぱいなのに美味しいってすごいです。

「お手洗い空いてますか?」と伺ったところ、確認せず0.1秒で「あー空いてますよ」とのこと。なんでわかるの?と思いつつトイレに向かうも満室でした。なんでそんな適当なん?別にトイレ入ってから数分待つのは全然良いんだけれど、ロオジエでこんな対応されるとガッカリする。ちなみにトイレは超豪華でした。

チーズはワゴンで登場、1つずつ説明していただけます。

山羊中心に気になったものをモリモリ。ワインを頂かなかったのを激しく後悔。水と一緒に食べるもんじゃない…。

小菓子はこちら。「もしここにセブンのほいっぷにゃが小型化されたものが置かれていたら、その違和感に気づけるか」という話になる。「絶対気付ける。甘いもん」と自信満々なたーちゃんでした。

お口直しのシャーベット。なんだか疲れてしまい、早く帰りてーみたいな気持ちだった気がします。手を前に組んでじっと立ってるスタッフも多く、「この人たちの給料分も料理代金に上乗せされてるんだよな…」とか考えてしまった。スタッフの数はかなり多い。

デザート。10種類くらいから選べた気がします。わたしはりんごのシャーベット的なのをチョイス。結婚記念日が近く、メッセージしてくれました。ありがとうたーちゃん!

たーちゃんはチョコの何か。そういえばこのくらいのタイミングでシェフが挨拶しに来てくれました。

最後の小菓子、こちらもワゴンで登場です。

チョコレートとマカロンなど、4点をチョイス。さすがにどれもこれも超おいしい。単品でチョコレート屋さんに売ってる味。

女性のお客様に、ということでカワイイバッグをいただけました。嬉しい!中身は生キャラメルなど数点のお菓子でした。

というわけで、料理は美味しくサービスはうーん?といったところ。たまたまわたしに付いてくれた方との相性が悪かったのかもしれません。お見送りしてくれた別のスタッフなどはとても感じがよかったし。というわけで、当然ですが星の数と満足度は比例しないということを学びました。

ロオジエ まとめ

会場の開放感がとても好きでした。お料理も王道でありつつここは四季のある国・日本だと思わせるメニューで最高です。
しかしなんつーか、(客層に対して)若いから舐められてる?と思うことが最近ある。別に若い年齢じゃないけれど、わたしもたーちゃんも幼く見られる。もちろん年齢じゃない他の理由があるのかもしれないけれど。そー考えると歳をとるのも悪くない。いっぱい経験を積んだ素敵マダムになって、エラーそに、かつエレガントに振る舞うんだ。ふん。

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