シェフ・スーシェフ共にフランスのミシュラン店での経験ありというオーベルジュ漣。期待を胸に、いそいそディナーへ向かいます。前回記事はこちらから↓
オーベルジュ漣の宿泊記|フレンチディナー
ディナーは18時からでお願いしました。時間ぴったりに伺います。食事会場はロビーの2F。レストランになっております。わくわく、階段を昇りましょう。
セッティングはこんな感じ。ドレスコード有ですが、ゆるゆるです。ふつーに清潔であればOKそう。ビーサンとかパジャマとかじゃなければ良いでしょう。
メニュー。アミューズ、魚、肉、デザートとそれぞれ好きなものを選択できるプリフィクスタイプです。
まずは1つ目のアミューズ。これは全員に同じものが提供されます。いただきながら、メニューと睨めっこ。どれを選ぶか、ウンウン唸り考えます。
左から、アボカドのジュレ、手長えびのフリット、ハムのゼリー寄せ、牛肉パテです。ああ、なんて贅沢。取り急ぎシャンパンをグラスでお願いです。
チンタラ考えていたら、パンが到着。ホカホカ、というかアツアツです。バターを乗せると瞬間にドロリととろけ、幸せなり。
熟考の結果、1品目は「シェフのスペシャリテ あしたか牛のコンソメジュレをのせた海の幸の贅沢なカクテル」。いきなり+2,200円の贅沢品です。なぜこれを選んだかって?たーちゃんが事前にいろんなブログや口コミを予習をしていて、これを食べるべき!と断言したからです。
横から見るとこんな。デカいでしょ。キャビアたっぷり、ホタテがゴロゴロ。アワビやオマール海老も入る極上品。高級食材、詰めました!って感じは決してなく、それぞれ必然的にここにある。たーちゃん、ナイスです。
ワインはグラスで料理に合うものを適宜お願いしました。ボルドー白、1,100円/120mlとちょっと強気な値付け?ボトルで頼むべきだったか。
魚はこちら「シェフおまかせの本日の鮮魚料理」。金目鯛をあげたやつ。鱗がパリパリ、身はしっとり。デカく、ソースがちょっと重いためググッとお腹に溜まります。
ブルゴーニュ、シャルドネ。1540円/120ml。無難…。小売なら750mlで3,500円くらい。
ふーん、と思っていると、こちらを「味見でどうぞ」とお出しいただきました。ジュラのシャルドネ。初めて飲む!さっぱりキレキレな印象。
お口直し「白ワインとデラウェアのグラニテ」。どこまでもワインである。
メイン。たーちゃんの「シャラン産鴨肉の低温ロースト ソース・ボルドレーズ」。
合わせるのは、オーガニックなシラー。ラングドッグ。お肉・ソース・ワインと色んな地方がごちゃ混ぜです。赤ワインが苦手というたーちゃんは、ヴッという顔をしていた。そうだよね。
わたしのチョイスは「厚切り骨つき子羊のロースト シェリーソース」。しっとり美味しいが、いつものごとく満腹になりすぎる。脂身部分はさすがにきつく、残します。
合わせるのはニュージーランドのピノノワール。やっぱり、好きなのボトルで頼んでもよかったなあ。高いし。プリフィクスだし、全客の料理にグラスで合わせるのも大変だもんね。
デザート。まずはわたしの「香ばしく煎った白胡麻と黒胡麻のブランマンジェ」。とろーり、コクありで美味です。たーちゃんに「ひと口あげる」と言ったら三口も食べててちょい怒。
たーちゃんは「甘熟王バナナとミラベルのパルフェ」。アイスクリームのような感じらしいです。
デザートは2皿。たーちゃんの2皿目「あしがらイチジクのフレッシュコンポートとシャーベットの盛り合わせ カルダモン風味」。ちょっともらいましたが、スッキリシャーベットも、とろ甘イチジクも食事の〆に最適だと思いました。
わたしはチーズの盛り合わせを選択。これを頼むと、
↓こんな感じでチーズの説明書ももらえます。ワインエキスパートで勉強した知識を体験する感じ、楽しいな。やっぱりワインもチーズも紙面で学ぶもんじゃない。ただしわたしは山羊好きなので、なくてちょっと残念。
プラス1,100円でワインも追加できるとのことで、お願いしました。ソーテルヌの甘口ワイン。勢いづいて2杯いただいた。
小さい頃は120円のアイス買ってもらうのも特別なことだったのに(いつもは箱のファミリーアイスを与えられてた)、大人になったもんだ。
という良い話をたーちゃんにしたところ「へー、俺は毎回ハーゲンダッツ買ってもらってたよ♪」と、ぶち壊し。ボンボンちゃん。ハイハイそうですか、でもいいもん、わたしの方が逐一色んなことにありがたみを感じられるもん。
プチフールは箱に詰めて、提供されます。お部屋に持って帰れる工夫。ちょっとお腹が落ち着いてから食べられるのが嬉しいところ。
中身はこんな。マカロンやゼリーなど、たっぷり6種類。結局この日は満腹が過ぎて食べられず、翌朝起き抜けにいただきました。
どれも砂糖モリモリな感じで好き。焼き菓子系が美味しいように思いました。
オーベルジュ漣の宿泊記|フレンチディナーのまとめ
質実剛健な感じのフレンチ。気をてらったものはなく、王道的に美味しい。スペシャリテが群を抜いて美味しかった。
グラスワインは値付けも含めてうーん、という気持ち(あんだけ注文しておいて)。どうしてこの料理にこのワインなのか、という説明があってもよかったと思う。酒豪はボトルで頼む方が満足できるかもしれません。お料理だけならもっとコスパ良く感じられたかも。
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次は朝食をご紹介。こちらもかつてないほどボリューミー。体重増加を覚悟の上で予約を入れましょう。
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