3泊4日の沖縄旅行。初日は空港からハレクラニに向かう途中で見つけた沖縄そば屋さん「番所亭」にお伺い。美味しい蕎麦と、道中にキレてしまったわたしを内省した記録です。
番所亭とは
沖縄県・読谷村にある沖縄そば屋さんです。
- 食べログ評価3.55(2021年7月)
- 今回はランチで訪問
平日14時過ぎと変な時間に行ったものの、半数の席は埋まっておりました。壁には芸能人のサインもずらり。人気店のようです。
番所亭で食べたもの
3泊4日の沖縄旅行の初日です。取り急ぎレンタカー屋さんへ向かいましょう。テキパキと手続きをするわたし。呑気にタバコを吸うたーちゃん。
「ねえねえ、ユカチャンとたーちゃんみたいなのいる!」
↓ちなみにたーちゃん(夫)はこんな。
た、たしかに…。いつもこんな感じでガルルルとしてしまう。そう、わたしは怒りっぽいのです。
「ウケる〜」と車に乗り込んだものの、道中でもまたイライラ爆発してしまったわたし。
今回の怒りポイントは、たーちゃんがホテルチェックインギリギリの時刻にウェブ会議が入っており「やっぱりお昼の番所亭は難しいカモ。スキップして早くホテル入りたい」と言い出したこと。
え、なんで。前からここ寄るって言ってたし、飛行機の時間も、チェックインの時間もわかってたじゃん。てか頑張れば行けるよね?なんでいつも必要以上に時間にゆとりを持とうとするの?普通に考えてラーメン食べてチェックインしても余裕で間に合う。てか何で私が運転してんだろ?あーもうお腹空いたし、疲れた。
でもよく考えると、この時間に会議があるのは知っていたんです。もっと言えば、そんなに怒るほど番所亭に強い憧れを持ってるわけではない。前々日くらいにGoogleMapでおいしそーな店あるやん、行ってみるかと思って決めたレベル。
だから優しい大人であれば「まぁいいよ〜焦るの嫌だもんね」と言えるべきなんです。でも怒りっぽくて心の狭い私は、ブチブチ怒りの言葉しか頭に浮かばない。予定を狂わされることに怒ってるのかなあ。ダサ。
たーちゃんは怒らない人間なのでわたしが不機嫌になるとショボンとして見せ「いいよ。行こう。俺が悪いんだもん。ユカチャンに従う」と言う。その発言にも腹を立てるわたし。俺が悪い、あなたに従うって、そんな言い方しなくても。加害者気分だ。じゃあどうしろっちゅーねんて話なんですけど。箸が転んでも怒るわたし。ほとほと自分に疲れる。
↓結局沖縄そばもサッと食べられて、ウェブ会議にも間に合ったんですけどね。ほら。番所そば(730円)です。
こんな感じの自分に疲れてしまい、どうしたもんかと考え、対策を講じているこの頃。最近やったのは①アンガーマネジメントの実践②親のせいにしてみる③躁鬱の本を読む④今の環境を文書にする⑤ニヒリズムに立つです。
↓ソーキ、三枚肉入り。柔らかくうま〜。
①のアンガーマネジメントは有名なやつ、「怒りを感じたらとりあえず6秒待ちましょう」。実践してみると、別にわたしは唐突にブチ切れるわけじゃないことがわかった。6秒以上かけて、ふつふつと怒りが沸き起こる。6秒かけてイラつきがヒートアップする。意味ねえ。
②は加藤諦三の本で読んだ「子供の時に甘えられなかった人は、自分の思い通りにならないと不機嫌になりがち」って説。読み進めると、たしかになぁと思い当たる節だらけで納得はできるものの、解決策が「自分に優しくしましょう」「他人を信じましょう」的なことで、なかなか抽象的で難しい。
③について。気分のムラがあまりにも激しく、毎日ハッピーウェイな日々と、あーもー死にてーな日々が交互に来るのでその傾向を疑う。鬱は寛解したと思ってたのにな。でも別にもう薬飲みたくないし、病院いきたくない。診断されたところで解決しない。と思って手に取った「躁鬱大学(坂口恭平)」という本。
「あなたは気分屋。好きなことしかしないのが吉」「毎日の時間割を決めましょう」などのほか、実践的な対処方法が書かれておりなかなか納得。てかこれ別にこれ躁鬱の人じゃなくても当てはまるよな。そうすりゃ誰だって楽に生きれる。そして読んでみると、別にわたしは躁鬱でもなさそう。
④について。「車に乗って清潔な洋服を着て平日に沖縄に夫と来れているのだ」と今置かれている状況を客観視する。「せっかくだし楽しい気分にならなきゃ」と納得させる。⑤も自分の認識を変えるという意味では同じ。「別に楽しく過ごしても、怒って過ごしても、どうせ死ぬしどうでもいい。怒るの面倒だし疲れるから怒らないどこ」って考える。今んとここれら2つが一番効果的かもしれない。
加齢に従い感情の波も落ち着いてくるといいなあ。他人に対しては穏やかにいられるのに、家族となるとキレがち。甘えてるんでしょうか。
番所亭 まとめ
ご飯の話、全然してないな。
番所亭、食券式とは言え接客もよく、入店10分経たずして提供してもらえました。メニューは豊富で、他に小鉢付きのセットや、紅芋が練り込まれた紅蕎麦などもありました。
見た目は薄めのスープですが、風味豊かで濃いめの味。たーちゃんは飲み干してた。
自分の中に沖縄そばの比較対象がないためアレコレ言えないんですが、また通りがかることがあれば立ち寄りたいなと思いました。
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