ル・クール(千葉)に行ってきた。元日のフレンチディナー

フレンチ

2021年1月1日。今年もうまいもんいっぱい食べるぞーと、やって来たのはこちら。元日から営業の素敵なお店、ル・クールです。

ル・クール(千葉)とは

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わたしが千葉県で現在のところ一番好きなレストランです。

  • 食べログ評価3.78(2023年1月)
  • 葉駅から徒歩10分くらい
  • 今回はディナーで来店
  • 年末年始コース10,000円をオーダー

前回、ランチに伺って大変気に入り、2回目の来店。期待をずいぶんと上回った素敵なディナーでした。

ル・クール(千葉)で食べたもの

1階はワインセラー、2階がホールのこのお店。大きめのテーブル席に通してもらう。気張った感じがしなく、非常に居心地が良い。流石の満席。ワインのパワーかお客さんみんなニコニコしているのが素敵。

乾杯はシャンパンを。でっかいマグナムボトルでいただきます。

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金箔が浮いていて、キレー。ソムリエさんが「おめでたい感じで、ね」と言っており粋である。

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2021年おめでと〜

前菜は溶けるような菊芋のムース。プリンのような甘さ、上はカラメルのように苦く、うま。そしてきちんと食べ応えのあるポーションなのが嬉しい。

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菊芋のムース

続くはスペシャリテのスープ。これが悶絶するほど美味しい。なんかいろんなスパイスで、アジアのカーニバルのような味。奥行きありまくり。

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スペシャリテ

ドリンクはわたしはワインペアリングを、夫はビールを注文。

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しょっぱなからいいワイン

ところで、わたしは夫を「たーちゃん」と呼んでいます。彼はわたしと話す時、一人称もたーちゃんになります(御年34才)。お店のお姉さんがオーダーを取りに来てくれた時のこと。 

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バター・パテ・オリーブ

わたし「わたし、ペアリングにする!たーちゃんは?」
夫「たーちゃんはペアリングはいいかなー、たーちゃんビール」
お姉さん「畏まりました(クスクス)」

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ハッとする夫。正月気分が抜けないのか、ウエイターさんに「たーちゃん、ビール」とオーダーする1人のオジさん。「もう俺、たーちゃんって言うのやめよ…」としょんぼりする、たーちゃん(34才)でした。

恥ずかしさもこんな美味しいサラダをいただけば忘れられる。「オマールのカクテル仕立てキャビア添え」。宝石のような美しさ。合わせていただいたワインと飲むと、不思議と甘く感じられる。もちろん生臭さなんて皆無。

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オマールのカクテル仕立て

お次はこちら…!普通に買って10,000円ほどするものをペアリングで出してくれる。ワインに詳しくなりたいわたしは、どんな品種を使ったどんなワインかよく質問する。ここのソムリエさんはすんごく丁寧に答えてくれて嬉しい(忙しいのに!)。聞きやすい雰囲で、より美味しくなる。

2023年追記:このお店で「ワインについてもっと知りたい!」と強く思った。これをきっかけに勉強して、1年後、ワインエキスパート取得しました。

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ソーヴィニヨン・ブラン+セミヨンとのこと

「じゃがいもに詰めたイソツブ貝のブルゴーニュ風」。ほくほくジャガイモにムニムニした貝。そしてニンニクの良い香り、こりゃー酒が進んでしまうな。

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お次のワインはこちら。「アントニー・パレ コンドリュー」可愛らしいエチケット。とろんとした甘さがあって、好き。生産者のアントニーさん、なんとル・クールに来店したこともあるのだとか。おいしーい、と言うと粋なソムリエさんは「格が違うんで…ふふ」と言っていた。

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合わせる食事はこちら(食事にワインを合わせるのではなく、ワインに食事を合わせて楽しむほど、ワインが美味。もちろん食事も良い)。「平ギンメのポッシェ デュグレレソース」。デュグレレとは、白身魚+白ワイン+トマトなどの野菜を煮たソースとのこと。エレキなウクレレのようなネーミング。

キノコとワインでほっとする味。冬の味…トマトの酸味が気持ち良い。

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メインのお肉に合わせるワインはこちら。「格付け5級だけど、もっと美味しいって言われてるんですよ」とはソムリエさんのお話。隣の席にいたワインに詳しい風な男性が「こんなの、グラスで出していいんすか!?!?すごすぎ…」と頭を抱えながら超興奮していた。

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詳しい味わいは酔って記憶を喪失しましたが、後でコソコソ調べると超いいお値段!4万くらい!まろやかで渋みも少ない。赤ワインが苦手な夫にも一口勧めてみる。(2023年追記:今考えてもこのペアリングやばい)

夫「あ、美味しい!これならたーちゃんでも飲める!」

懲りないたーちゃん(34才)。

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さてさてメイン。私のチョイスは鴨です。メニュー名は失念。内臓を使ったソースとトリュフをかけて、いただきます。ふんわふわ。柔らか美味しい。ル・クールはジビエメニューもあって、今度はそちらを食べにきたいと思う。

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夫の選択はこちら。何かしらのパイ包み…わたしが食べ終わるのを彼がジトーっと待っていた記憶があるので、一瞬で平げたということでしょう。つまりおいしかったということ。

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デザートはこちら、フォンダンショコラ。冬に嬉しいセレクト。デザートワインまでいただいてしまった。うまー。

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 コーヒーとフィナンシェをいただき、ごちそうさま。フィナンシェはしっかり目に焼かれていました。

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ル・クール(千葉)まとめ

こんだけ飲んで、お会計は2名36,900円でした。コスパが良い!レシートをみるとサービス料が取られていない…!食事がこの内容で10,000円(税込)も嬉しい限り。ペアリングは12,000円でした。

新年早々、最高のお食事でした。食べログ53万点を差し上げたい。プレゼンテ・スギ、ウシマルなど千葉県には美味しいお店がありますが、マイベストはこのお店。

今度はジビエ尽くしコースを食べに来たいな。

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