今年はジャカルタで真夏のクリスマスを過ごしました。ミシュランが来ていないこの国、素敵ディナーはあまり期待していませんでした。が、さすがは人口1056万人の都市、探せば美しく美味しそうなレストランが山ほどあります。
Mare Nostrum Jakartaとは
ジャカルタのスペイン料理屋さんです。
- Google評価4.7(2021年12月)
- 今回はクリスマスディナーで訪問
- ディナーコース6品で3,600円くらい
5つ星ホテルの上階にあるレストランなのにこのお値段!ただしイスラム圏につき、お酒は高め。とはいえ、それでも東京のレストランと同じような価格帯。
Mare Nostrum Jakartaで食べたもの
レストランはこちらのGrand Sahid Jayaというホテルに入居してます。ジャカルタ、店やホテルに入る際にはアプリ認証が必須でかなり管理されている感じがします。
メリクリ&あけおめの飾りつけ。1月中旬現在では、旧正月の飾りが始まっています。もしかして年がら年中派手なのでは。イイネ!
クリスマスに伺ったためか、メニューはこちらの2つのコース。かわいい・・・今年のDiorのショッパーみたい。別でアラカルトも注文OKのようでした。
店内は人がいたので写真なし。公式HPからの引用です。可愛いでしょ。窓から夜景もバッチリです。
お皿も可愛い。料理待ちつつ、お店について改めて調べてみる。なんと、バルセロナ出身、ミシュラン星獲得済みのシェフのレストランらしい。期待高まる〜!
クリスマスだし!映えるイチゴカクテルを。ベースはなんだったか忘れました。結構しっかりアルコール。
1品目「Sweet Potato」。薄ーいポテトにブラバスソースとガーリックオイル。美味しいけれど、日本のレストランだとメニューに表記されないアペタイザーくらいの規模感。これを「6品コースのうちの1品」と考えると、ちょっと萎える。
2品目「Tuna Bunuelos」。ツナとポテトのミニコロッケ。隣の「dashi air」をつけていただきます。確かに出汁っぽい風味のしゅわしゅわが口に広がる。ビール飲みたくなる味わい。
3品目「Double Texture Endives」。白菜の上にナッツやデーツが乗せられます。こちらに来てから、一度自炊を試みて白菜を調理してみたのですが、ちょっと食べられないくらい、味がしなかった。しかしここのはしっとり甘くて嬉しくなる。サクサク、ポリポリ食感が楽しい。
全体的に味が濃くて、ビールを追加。ポップコーンもくれました。ちなみにインドネシアの国産ビールといえば「BinTang」。世界一プリン体が高いらしく、恐れをなしてハイネケンを注文。
メインは魚と肉の選択式。私は魚、サーモンです。皮までパリパリに焼かれていてとても好み!そして黄色いソースはパイナップル・・・下の四角ももちろん、パイナップル!日本ではない組み合わせですが、普通に美味しい。レモンの蒸し焼きとか美味しいもんね。
たーちゃんはお肉を選択。チキンと海老の煮込み。日本のカレーみたいなソースでした。味はまあ良いが皿がニトリっぽいな・・・。
さてメインもいただいたし、次は〆、リゾット?パスタ?パエリア?と思いきや、なんとデザート・・・。5品目&6品目がスイーツという仕組みです。マンダリンオレンジのシャーベット。美味しいですがお口直し(メニュー表記外)的な一品。
最後のスイーツ。ラズベリーシャーベットと、チーズケーキをドロドロにしましたみたいなやつ。とことん甘い。が、ラズベリーの酸味とちょうど良く合う。日本のイノベーティブなら「聖夜〜チーズケーキの再構築」というタイトルが付きそう。
「少ないかな」と心配していたのですが、食べ終えてみれば適量です。お酒も飲んだし。コーヒーとかはありませんでした。多分、別で注文すればOKです。
Mare Nostrum(ジャカルタ)まとめ
おしゃれっぽい食事ですが、フランクな雰囲気で過ごしやすかったです。畏まったレストランではありません。味はまあ美味しいという程度かな。スタッフの愛想が良かったのは嬉しいポイント。
清潔だし、可愛いし、高すぎない。観光客というよりは、現地の人や駐在員の息抜きにおすすめです。
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