羽田から国内線利用時はもっぱら第二ターミナル発となるわたし。ANAの北海道行きを使いまくるから。いつもどこでご飯を食べようか迷って迷って疲れ果て、結果保安内のスタバやラウンジで過ごすことになる。計画性のなさ故こうなるんだと思い、今回は前日から決めて伺いました。
天政(てんまさ)羽田空港店とは
「女性やお年寄りがたくさんたべられるさっぱりとした天婦羅が無いのよね」という言葉から、その天ぷらは考案されたそう。昭和11年創業と、歴史の長い天ぷら屋さんです。
- 丸ビル・羽田・海外に店舗あり
- 羽田空港店は食べログ評価3.68(2021年6月)
- 今回はランチ利用
- わたしは「梅コース(2,800円)」をオーダー
- たーちゃん(夫)は「特製天丼(2,300円)」をオーダー
「さっぱりとした天ぷら」なんて矛盾をはらんだ食べ物をしっかりと実現していて感動しました。
天政(てんまさ)羽田空港店で食べたもの
搭乗時刻の2時間ほど前、12時半頃に伺いました。8割程度の客入りです。
天政は、実はわたしの「行きたいお店リスト」にあったお店。メモした時は丸ビル店の存在しか知らなくて、羽田にあるのを発見して狂喜乱舞でした。ドリームスカムトゥルー。
事前予習をしていたため、着座するなりすぐ注文。コースの方へと提供されたこちら。タコと大根の煮物。入れ歯でも大丈夫なくらい柔らか〜い。じんわり甘く美味しいです。
↑と同時に提供された天つゆ。でっかい大根おろし、異常に滑らかで驚いた。これだけで1品として成立しそう。ビール飲みたくなる味です。
わたしのコースがスタートです。まずはさいまき海老。細いな、と思ったのですが、とってもあま〜い。そして噂通り、あっさりとした油。軽い。10本は食べれる。
たーちゃんオーダーの天丼が到着。どでかいエビが2尾、食べ応え満点。感想を聞くと「甘くて美味しかったけどコースの方が良かったナ…」とのこと。こちらは1日20食限定だそう。
お魚です。鱚。サックリ優しい味わいです。ちなみに、コースには天つゆのほか、塩・梅・レモン汁・塩麹が備えられ、1品1品どれをつけるのがおすすめかを教えてもらえます。
次はさつまいもだったかな?衣の薄さがわかる写真。たーちゃんが指を咥えて羨ましそうに見つめていたので、半分あげました。
ズッキーニ。天ぷらで初めて食べた気がする。天ぷらって、家で食べるよりも外で食べた方が絶対に美味しい料理第1位。同率タイでラーメンと寿司。
そしてホタテ。海老同様に小さいな、と思いましたが甘みが詰まっており文句なし。油だけでなく、タネも軽く上品な味な気がします。何個でも食べたい。映画館とかで売って欲しい。
普段あまり天ぷら食べませんが、舞茸においては2週間ぶり。美味しいけれどこれは映画館には向かないなあ。
「追加で何かいかがですか?」と言われ食材を見せてもらうと、たっぷりとした挑発的な牡蠣が。「か、かき…」と呟くとすかさず「めちゃくちゃ美味しいですよ」との声。いただきましょう。
甘うま〜。訪問日時は4月末、ギリギリ「R」の季節です。正直追加で頼んだ牡蠣が一番美味しかった。昔「海のミルク」って言おうとして「海の牛乳」と言った友人を思い出す。一気に牧場。間違ってないのに、なんかモ〜と鳴き声が聞こえる表現。
そしてトリのアナゴ。なかなか満腹になっていたのでこちらもたーちゃんと半分こ。
コースは少なめに見えるかもですが、ゆっくり食べるからか十分満腹になりました。
天政(てんまさ)羽田空港店 まとめ
また行きたいと思える美味しさ。搭乗待ち時間では、たーちゃんと美味しかったタネランキングを開催した。1位は牡蠣、2位はホタテ。結局好きな食材順となってしまう。
ランチで2,800円って安くないよなあって思うけれど、食べ終わってから「アレが一番美味しかったね」「いやコレでしょ」とキャイキャイできるので良いお金の使い方だよなあと思う。
空港に行くたび、早く海外行きたいなあと強く思う。2年近くも国内に居続けるなんて10年ぶりくらい。
しかしコロナ前は「1年間も海外旅行できないなんて無理」と思っていたけれど(かぶれ女子かよ)、国内は国内で楽しみ方が色々あるものなんだなということを知れた。おいしいフレンチをめちゃくちゃ調べ出したり、高級ホテルの楽しみ方を知ったりしたのは、コロナ禍になってからだもんね。
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