結婚式を挙げました。参加者12人、うち半数は子供という非常に気楽な式。会場に選んだのは安藤忠雄の「水の教会」。北海道占冠村という1,200人の辺境の地にあります。
陸の孤島的土地のため、必然的に参加者は全員トマムリゾートに宿泊してもらうことになりました。
トマムザタワーとは
北海道・トマムにあるホテルです。
- 「星野リゾートトマム」内のホテル
- タワーIとIIの2つの建物があります
- 今回宿泊したのは「タワーIスタンダード(2泊)」と「タワーⅡスーパースイート(1泊)」
- 宿泊料金は2名朝食付3泊で91,000円
スーパースイートは、挙式者特典として無料アップグレードでした。だから宿泊費が安いのです。
ちなみに「星野リゾートトマム」には「トマムザタワー」と「リゾナーレトマム」の2種類のホテルがあります。「星野リゾートトマム」は、2つのホテルと周辺のプール・食事処・アクティビティエリアなどの総称。その敷地は広大で、東京ドーム213個分にもなるとのこと。
星野リゾートトマム宿泊記|トマムザタワーまでの道のり
新千歳まで母が迎えに来てくれました。
前後20kmくらいは車がないんじゃないかという、走り屋さん大歓喜の道のり。しかしゴールド免許の母はゆっくり法定速度運転です。わたしは血気盛んな若者のため「もっとスピード上げて良いんじゃない?ねえ?ねえ」と煽ってしまう。
空港では「涼しいね〜アハハ」なんてのほほんと北海道を味わっていたのですが、道を進むに連れて顔が険しくなる一行。たった30分で冬のバルト三国のような景色。
新千歳から2時間弱で到着。だだっ広い荒野に忽然と現れるレゴブロックで作られたようなタワー。わたしたちが宿泊するトマムザタワーです。
車を出てその寒さに驚く。半袖ワンピースのわたしの横をダウンコート着た宿泊客が通り過ぎる。「バカじゃないの?アメリカ人かよ」と目で言われた。気がした。
星野リゾートトマム宿泊記|トマムザタワーのチェックイン
エントランスではスーツ姿で汗をかいて雪かきしているお兄さんたち。グッとくる。ありがとうございます。
エントランスすぐ。木の動物がお出迎え。多分ここは撮影スポット。滞在中、記念写真撮ってもらっている人を何度も見た。
到着が18時近くだったからか、フロントにチェックインの列もなく。というかガラガラです。ちなみにチェックインやらなんやらの手続きは花嫁のわたしが全部やる。花婿のたーちゃんは頭をポリポリ掻きながらわたしの親とヘラヘラ談笑していました。
お部屋に荷物を運び、ディナーへ向かいました。ご飯についてはまた今度。
星野リゾートトマム宿泊記|トマムザタワーのラウンジ
今回の記事は館内紹介。1Fには宿泊者が遊べるラウンジがあります。「YukkuYukku」、ここは子供を遊ばせましょうスペース。
トマムザタワーは、あちこちにこんな子供を遊ばせられるスペースやオブジェや遊具があります。子連れもめちゃくちゃ泊まりやすいと思います。実際宿泊客の6割くらいは子連れだったように感じた。
キッズスペースの、ジョイディビジョンみ溢れるウォールアート。そういえば、最近「音楽が性格と思考を作るのでは…」と思いました。
Joy Divisionを聴いていた時はなんとなくマイナス思考な感じだったし、Toolを聴いていた時は淡々と物凄い集中力で受験勉強を進められた。世界一周している時はBuit to spillをはじめとするややセンチメンタルなインディーロックにハマっていた。
という帰納的推論です。相関ありそうなものだけが記憶に残っているのかもしれませんが、それでも無関係でない気がする。あとは鶏か卵か。
ちなみに今聴き狂っているのはDiivというバンド。はてさて、どんなわたしが形成されるのでしょうか。
キッズスペースの隣には、アダルトスペース(と書くと淫猥)もあります。フリードリンクがいただけるコーナーです。
種類は多くなく、オレンジ・りんごジュース、ホットココア・水・スパークリングなど。
ココアはドーンとポットに入っていました。
ラウンジはチェックイン以降利用可能で、15時くらいからオープン。朝も使えるもんだと思って、翌日10時に仕事しようとPC抱えて伺ったらロープがかかってありガックリ。
星野リゾートトマム宿泊記|大浴場とプール
冒頭で紹介した通り、星野リゾートトマムはバカみたいに敷地が広いです。そしてその広大な敷地内に「ご飯食べるエリア」「動物と触れ合えるエリア」「プール」「風呂」などが点在しています。
わたしたちが宿泊しているのは「トマムザタワー」ですが、この建物内はあくまで「寝るための場所」。ご飯を食べたり大浴場に入ったりするには、それぞれ建物を移動しなければいけません。それも建物間はかなり距離があるため、このような外に作られた廊下を歩くor 敷地内を循環するバスで移動します。ちょっと面倒。
行き先によっては、廊下にこんなかわいい動物たちがいるなど楽しいのですが、とにかくたくさん歩く必要があります。
一方、バスはかなりの頻度で来るので(10分以上待つことはなかった)、歩くことを放棄してほぼバスで移動しました。廊下寒いし。ロビーやラウンジでウロウロしていると「〇〇行きのバスが来ましたよ〜」とアナウンスしてくれます。
そして大浴場があるのがこちら「ミナミナビーチ」。このプール施設の右横に大浴場があります。わりと人がいたので大浴場の写真はなし。
プールは20時まで営業していて、宿泊者は無料で利用できます。
水着や浮き輪やボードの貸し出しもありました。綱渡りみたいなアクティビティもあって楽しそう。数十分おきに波が来るそう。わたしは入る時間がなかったのですが、弟や姪が遊びに行って何時間も帰ってこなかった。楽しいんでしょう。
ちなみに大浴場は何故かサウナと水風呂と露天風呂しかありません!雪見て入るのも気持ち良いですが、普通に内風呂あれば良いのにと思ったし、周りの全員がそう言っていた。
そして体をポカポカにしたところで、またバスに乗ってトマムザタワーまで戻ります。夕方まではしんしんと綺麗な雪が降っていたのですが、夜になるとビュオビュオと激しい降り方に。何度も言うけれど、5月ですよ。本当の意味で草も生えない。
ちなみにトマムザタワー1Fには売店もあります。お酒・お菓子・アイス・カップ麺などのほか、トマムリゾートのお土産や北海道土産など結構な品揃え。他にはスポーツウェアショップなどのお店も入居しています。
アイスも北海道限定な商品ばかり。どれも美味しそう。つまりカロリーが高そう。
選んだこちらがおったまげるほど美味しかった。
ちなみに滞在中は3食を星野リゾートトマム内で摂ることになります。しかしレストランはいくつもあり、メニューも膨大なため飽きることなどありません。朝食でいくら丼が提供されるなど、ヨッ!北海道!な美味しいご飯が盛りだくさん。それについてもまた今度。
星野リゾートトマム宿泊記|トマムザタワー館内紹介のまとめ
館内施設だけで1記事書けるくらい、コンテンツ性の高いホテル。同じホテルに3泊するなんて滅多にない経験ですが、全く飽きませんでした。むしろ1泊とかでは到底満喫できないと思う。
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⇨一休から星野リゾート トマム ザ・タワーを予約する
というわけで続いては3泊のうち2泊を過ごした「スタンダードツインルーム」を紹介します。
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