憧れ高級オーベルジュ、新潟のトラヴィーニュ。ここの食事を体験するために、はるばる新潟までやってきたのです。今回はメインイベント・ディナーと朝食のご紹介。口に入れたもの、全てがおいしかったです。前回記事はこちらから↓
ワイナリーステイ トラヴィーニュの宿泊記|ディナー
ディナー開始時刻は18時〜19時半で指定可能。わたしたちは18時スタートを選択、しかし19時半開始の人たちとデザートが出てくるタイミングがほぼ同じ。つまり18時スタートだと食事が出てくるのに時間がかかる。そんな帳尻合わせするなら、一斉スタートにすりゃいいのに、と思ったり。
と、初っ端からグチグチしちゃいましたが、悪いところはそれくらい。見てくれ、この素晴らしき食事会場。最初のシャンパン&アミューズはブドウ畑を目の前にしていただけるのです。
お天気も相まって、なんだこの幸せな景色は…とウルウル。アペティリフは新潟の米粉を使ったクロケットなど。どこか和を感じさせるお味でした。
夕暮れ間際、お外でシャンパン。お写真撮ってもらい、食事会場へ移動です。こちらの建物がレストラン。
メニューはこんな。料理と合わせるワインとが対になって記載されており、大変わかりやすい。
はじめは魚介のスープ。釣った魚をそのままスープにしました、みたいなことを言っていたけれど、どういう意味かよくわからなかった。和な感じで美味しいことには間違いない。
続いて「秋ネギのプレッセと越の鶏レバークリーム」。ネギ好きのわたし歓喜。この写真じゃよくわかりませんが、
崩すとこんな。同じ高さにカットされたネギをぎゅっとテリーヌのようにしてあります。とろっと甘く大感動。
合わせる1杯目は「2020ケルナー」。余市産の葡萄を使用とのこと。スッキリです。
「タカギ農場トマトのフリットと温かいオレンジビネグレット」。甘酸っぱいトマトがフリットに。上には脂が旨いノドグロが添えられます。柑橘の香りがふわっと漂う。トマト、コロッケ、ノドグロ、オレンジと酸、脂、酸、脂と異なる層が口内で上手く混じり合う。
ワインは「2020ツヴァイゲルトレーベ」。どれもこれも癖がなく、ワインが苦手なたーちゃんもスイスイ飲めている模様。ちなみに大きなテーブルに対面で座っているのですが、間には高く大きなプラスチックのパネル。感染対策は良いのですが、家族間でもプレートがあると会話が聞こえなすぎる…。
「KEIKO農園れんこんと南蛮えびのヴァリエーション」。レンコンをマリネしたもの、上には梨とエビが乗っています。エビがめっっちゃくちゃ甘くて美味しい!幸せドーパミンが大放出。
スパークリング。シャルドネ、ブランドブランです。軽やか。
パンはこちら。硬めです。右手のマシュマロみたいなのは、バター。有塩・無塩を1つずつ。安田農場という新潟産のものらしく、滑らかです。白いと身体に良さそうに感じるな。
「宮地農場 秋とうもろこし」。素材が旨いが、割とシンプルなお皿。メニュー名からもわかる通り、どのお料理も新潟のものを超積極的に使っているようです。
この日一番美味しかったお皿がこちら「間瀬港 鮮魚のポワレ 白ワインソースと生姜のコンフィチュール」。お魚は甘鯛。フレンチの調理・ソースだと思うのですが、和食のようにさっぱりとした味わい。皮のパリパリ加減も、身のフクフク加減も、とっても優しい。
合わせるワインも良い。「キュベ トラヴィーニュ」。しっかり樽香、淡いワインが多い中、割と印象に残りやすいかも。
動物ワインのひとつが登場。ハリネズミかな?サンジョベーゼのロゼと説明を受けた気がする。次の皿までが長かったので、その繋ぎ。
「本州鹿の薫り焼きと新六生椎茸のブレゼ」。噛み切りにくかったり、臭みが残ったり、鹿特有の嫌な要素が一切ない。
「2019 サブル赤」。カーブドッチのフラッグシップワインとのこと。ボルドー系品種ですが、他のワイン同様、これも軽やか。
「海と山、畑のエキス そのクラリフェ」。唐突なイノベーティブみ漂うメニュ名。よーするにコンソメスープ?力強い香りです。
パンが追加。2つとも食べ切れました。
赤が続く。2018ピノノワール。日本産のって初めて飲んだかもしれない。砂地のニュアンスが〜とのことですが、土壌の違いを判別するのっていまだに難しい…。
デザートへ。「すずまさ農園ikkaプレミアム南瓜のモンブランとブルーチーズ」。秋のスイーツ。
サクッと割ると、ゴロンとカボチャ!コクウマカボチャ、パイは熱々。
デザートワインも追加でオーダー。セイベルですって。初めて飲んだと思います。小学生でも飲めそうな、わかりやすい美味しさ。
最後のデザート「カーブドッチ オードヴィと”ごとらって”ミルクのアイスクリーム」。ごとらってとは、カーブドッチ敷地内にあるアイスクリーム屋さん。ラム酒をかけていただきます。美味しいが、ラムなしの方がよかったかもしれない。
食後のコーヒーはロビーに戻っていただきます。風情しかない。
小菓子も、新潟のお米を使ったもの…だった気がする。あのお皿が美味しかったね、どれが1番感動した?と語り合う。ちなみにたーちゃんも甘鯛がベストだったって言ってました。
フレンチ、飲み食べすぎて吐いてしまうことが往々にしてあるのですが、それもなく。幸福感に包まれ就寝。
ワイナリーステイ トラヴィーニュの宿泊記|朝食
朝食会場も昨晩と同じレストラン棟。席も同じでした。時間は確か7時〜9時?で選択可能。
メニューはこちら。洋食セットメニューで、卵料理が選べます。
まずは「ガーデンサラダ」。良いボリューム!無花果つきです。
こちらは自家製酵母パン。蜂蜜、ぶどうのコンフィチュール、発酵バターがついています。が、何も付けずとも美味しい。右奥のはヨーグルトです。
メインはわたしもたーちゃんもオムレツを選択。シンプルですが、どれもこれも完璧な美味しさ。
パンは追加でおかわり可能。5〜7種類ほどあったようです。たーちゃんがフレンチトーストを追加でお願いしていました。むむ、美味しそう。
食後はコーヒー、紅茶、ハーブティから選択可能。紅茶を飲みながら贅沢な時間を噛み締めます。
ワイナリーステイ トラヴィーニュ 食事 まとめ
評判違わず、何もかも美味しゅうございました。ワインもお料理もゴテゴテしてないので、女性やフレンチキツくなってきたって歳の人にも超良さそう。わたしの全奢りで、パパとママとを連れてきたいってステキな夢ができました。
天気も良く、ワイナリーツアーができたのも夢みたいな思い出です。それから、併設されるVINE SPAでのスパも至高。ということで、次回はツアーとスパの様子をご紹介。
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