新幹線2時間半で来れるフランス郊外。トラヴィーニュの宿泊記・ラストです。今回は到着日に参加したワイナリーツアー、チェックアウト後に遊びに行ったVINE SPAおよび近隣レストラン「フェルミエ」をご紹介。前回記事はこちらから↓
ワイナリーステイ トラヴィーニュの宿泊記|ワイナリーツアー
ワインツアーは事前予約制で11:00~14:30~の約60分。わたしたちは14時半回を予約しました。チェックイン直後に参加です。各回定員6名とのことですが、10名程度いたような…。4杯分の試飲付きで2,200円です。
声の通るお姉さんに案内いただき、まずはブドウ畑へ。ビュンビュンジェット機が飛び回り、飛行機雲が空を八つ裂きに。
アルバリーニョ畑です。品種の説明を受けたり、写真を撮ったり、つまみ食いしたり。
こちらはカベルネ。1粒食べてみてください〜とのことでパクリ。ほんと、収穫直前の良い時期に来たなあ。
醸造所へ移動です。工場や。メカメカしい。
発酵中の葡萄たち。
ステンレスタンク。ここで醸し。工場見学マニアではないが、酒作りは見てるだけで楽しい。ビール工場、ウイスキー蒸溜所は行ったので、次は酒蔵か。手作業部分が多い工場を見てみたいな。
地下に移動、樽発酵コーナーです。ワイナリー感あふれ出ます。大人たちが興味津々で質問したり、見入ったり、くるくる歩いたりする様子って愛おしい。と偉そうなことを思う最年少のわたし。
ここのワインは、基本的に若い出来立てのものをバンバン出してくスタイルらしい。というわけで、瓶内発酵コーナーなどは少なく。こちらは在庫だったかな。
動物ワインが勢揃い。カワイイ!ワインが出来上がってから、その味のイメージに合う動物の名前をつけてる…的なことを言っていた気がする。もぐらのイメージ、いっかくのイメージ、アナグマのイメージ…想像力が追いつかん。
素敵な階段を登り、お外へ戻ります。
最後は試飲会。ワイン売り場の一角がカウンターになっており、そこでいただきます。お土産に1本…と思いましたが、車じゃないため持ち歩きのストレスを考えパス。
シャルドネと、サブルというオリジナルワイン。品種はアルバリーニョ、リースリング、セミヨン、だったかな。「どちらがお好みですか〜?」と聞かれて、1人のおっちゃんが「こっちに決まってるでしょ」と値段が倍するサブルを指して、一同ウンウンと頷き笑う。
赤のサブルと…なんだったかなあ。ピノ?サブルはボルドー系品種を混ぜ混ぜ、とのことですが、あっさり。参加者全員が、ディナーでワインペアリングをオーダーする予定とのこと。さすが。
ワイナリーツアー後は、ホテルをちょっぴりお散歩。エントランスの階段を登ってみます。
3F建で、客室は2Fまで。最上階にはラウンジがあるとのことで足を運びます。
こちらがラウンジ。…というより、会議室?だだっ広い感じです。奥に小さいキッチンがありましたが、飲み物などは特になし。電話すれば有料でワインいただけるようです。
ワイン関連の雑誌やインテリアとして存在しているような本たち。
特にすることもなく、ふう〜んと言って2分でお部屋に戻りました。
ワイナリーステイ トラヴィーニュの宿泊記|VINE SPA
トラヴィーニュから歩いて3分ほどの場所にあるこちらのスパ。温泉、サウナ、マッサージ、ダラダラスペース、食事処などがあり、おしゃれなスーパー銭湯といったところか。トラヴィーニュの宿泊者は、こちらのスパを無料で利用可能です。トラヴィーニュをチェックアウト後にお邪魔しました。
庭をぐるっと囲むようにソファや1人掛けの椅子が置かれる。わたしの中の海辺のカフカの図書館って、ちょうどこんな感じだ。もっとジメジメしている感じだけれど。
女性用お風呂、脱衣所です。広々。フロントで鍵をもらう感じ。
化粧ルームもスーパー銭湯みがある。これ、椅子が全て真っ白だったらもっと貧相になりそう。ピンクを配置なんて、良いチョイス。
ポーラの基礎化粧品が揃います。温泉では身体を温めただけだったので、シャンプー類は未確認。
無難なドライヤー。KOIZUMIです。
温泉内はこんな感じ。露天風呂と、ジェットバスもありました。この後スパを受ける予定だったので、ジェットバスで身体を温めほぐしておく。
2FのAVEDA SPAへと向かいます。男女2名で60分20,000円という、ホテルにしてはややお手軽なマッサージを見つけて予約。案内されるがままに「女性専用エリア」と書かれた看板を飛び越え、おずおずと入室するたーちゃん。
アロマを数種類から選択、すっぽんぽんになってバスローブへお着替えです。地方ホテルのスパ、うーんとなることも多いですが、こちらはとっても気持ちよかった。
うっとり気分でお目覚め。毎日やってほしい…。専属エステシャンを雇える人になろうと心に誓う。
ワイナリーステイ トラヴィーニュの宿泊記|フェルミエ
マッサージで毒素を抜いて身体を軽くしたわたしたち。お腹も空いたねということで、カーブドッチ敷地内のレストランにお邪魔します。
コースも魅力的ですが、伺ったのが14時半頃と遅かったため、アラカルトのみとのこと。
まずはワイン。2020ケルナーです。どれもそうですが、印象には残らない。グラス880円は高いような。しょうがないか。
酔っ払いたい気持ちだったので追加。ロゼ。ピノノワールとピノグリ?爽やか。これ1杯目にすればよかったな。
たーちゃんセレクトでピザをオーダー。ちょっとびっくりするくらい美味しかった。イタリア産ハム、生クリーム、葉っぱ(忘却)が乗ります。
ハムのしっかり感、野菜の苦味、生地の塩気が超・美味しい。
最後に花火という赤ワイン。どんなワインですか?と聞くと「夏の花火のような、華やかでも余韻があり…」という神の雫語りが始まったので「品種は何でしょうか」と伺う。が、「それは教えられない」とのこと。なんじゃそりゃ。
2019、ガーネットを帯びてきた色合い?早い?軽やかな日本の赤ワインっちゅー感じ。
ワイナリーステイ トラヴィーニュの宿泊記|まとめ
記事を書いていると、また行きたい思いが高まりまくる。全ての瞬間が幸福だった。
周辺施設も大充実なオーベルジュでした。他にもビール作っているところとか、カフェとか、アイスクリーム屋さんとかあって、食べまくりたい人には1泊2日ではちょい足りないかも。
超高評価なのも頷ける。わたしがウォッチしている限りでは、特にセールとかはやってなさそう。バンバカ予約が埋まりまくるので、先の予定立てちゃって早めに押さえておくのをおすすめします。
冬は雪が積もるのかしら。それもまた美しいことでしょう。
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