パック寿司の雲丹は渾身のじゃんけんで取り合い、カウンター寿司では「もっと盛って!」と大将に光線を送る、雲丹好きのわたしたち夫婦。1貫じゃとても飽き足らず、雲丹御殿というイケてるお宿まではるばるやってきました。この旅のメインイベント・雲丹だらけディナーを紹介です。お部屋の様子はこちらから↓
雲丹御殿(利尻)の宿泊記|夕食
開始時刻の19時、お腹を空かせてレストランに着席です。5名という大御所につき、座敷席を貸切。用意されていたのはこちらの作付たち。
ひとつずつ、ご紹介。「つぶ貝のわさび和え」。わさびの感じはそんなにしないが、モキュモキュで美味しい。
早速!バフンウニです。ほんとに近くで採れたもの。うう、甘い、幸せである。ミョウバン何それ?この時点で、来て良かった…。
旬の魚の煮付け。今日はソイとのこと。ふわふわで味付けは薄め、実家の料理って感じ。酒が進む。
「刺身三点盛り」。仕入れによってメニューは変わるそう。エビがどでかく、プリッとうまい。エビに限らず、全般的に食材のクオリティが高すぎる。
その手前には、左から、ホタテの塩辛、雲丹の炙り焼き、岩海苔と昆布の佃煮。
食前酒の「山葡萄の果実酒」。アルコール入り葡萄ジュースというような甘さ。左は「ホタテの雲丹味噌ソースがけ」。ホタテのデカさ、おわかりでしょうか。さすがです。
雲丹の茶碗蒸し。贅沢すぎ…が、わたしは茶碗蒸しが苦手。雲丹だけ綺麗にすくい取り、残りはたーちゃん行き。シャリ残してネタだけ食べる嫌な女のようだ。
そしてメインofメインの登場!まだ動いている雲丹です。ここでおねーさんがガシッとその場でハサミを入れて、いただきます。すげーーー。ウニョウニョ、カサカサ、まっくろくろすけ。
きゃー、生うに。こんなに産地直送なことってある?ちなみにこの段階でもワサワサと動いています。申し訳ないが、美味しそうすぎるの添えられたスプーンでいただきます。
ううううう。泣くほど美味しい。なんの味付けもせずに、こんなに甘くて美味しい生き物がいるって、奇跡。人間中心主義的だけれど、食べられるためにあるものとさえ感じる。
可食部って少ないんだな…雲丹って昆布食って育つらしいけど、どれが口?どれが心臓?いろいろ考えながら、黙々と食べる。
お次は山盛りのホタテ。レモンを絞っていただきます。プリッと弾力、元気の出る味。
続いて天ぷら3種。えび、イカ、昆布。イカがサクサクで、やたらと美味しかった。お皿がめちゃめちゃカワイイ。
ドーン!締めは雲丹丼&雲丹三平汁。やばすぎです。雲丹丼だけで5,000円取れるよ。ムラサキウニ、バフンウニのゴージャス二層。
贅沢すぎて、パシャパシャパシャ。わたしのカメラロールにはさまざまなアングルから撮られた雲丹丼が数十枚ある。当時の興奮っぷりがよくわかる…。
うま〜、うま〜、美味しいよお、と食べ進めていたのですが、あろうことか途中でこれ以上食べたら吐く、状態に。満腹です。なるべく雲丹は吸収して、残りはたーちゃんにパスしました。負けた気分である。帰宅後、何度か「あの残した雲丹丼が今ここにあったらな…」とか考えちゃった。
自家製プリン、それから温かいお茶でごちそうさま。
向こう5年分くらいの雲丹を頂いた気がします。満足すぎる。
雲丹御殿(利尻)の宿泊記|夕食のまとめ
ここまで新鮮な雲丹って初めて食べた。香りも甘味も、こんなに違うんかとしみじみ。経験値UPしました。
こんなに贅沢な夕食で、朝食も付いて、鬼の充実アメニティで、1人あたり22,000円というのは奇跡でしかない。北海道の離島だからなせる技。東京で同じプランだと4倍くらいするでしょう。
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次回は最終回、朝食&昆布が浮かぶ大浴場を紹介です。
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