日本列島の北の果て、ロシアにほど近い利尻島に遊びに行ってきました。旅の目的は、雲丹を食べること。宿泊先は「雲丹御殿」。単刀直入な良い名前。食いしん坊旅行のはじまり、はじまり。
雲丹御殿とは
北海道・利尻島にある旅館です。
- 楽天トラベル評価4.8 (2021年9月)
- 6月〜9月のみ営業
- 鴛泊港フェリーターミナルより車で7分、全14室
- 4名朝夕付91,960円
雲丹好きのわたし&たーちゃん。いつか行かねばと思い続け、ついに決行。わたしは実家が北海道のため、家族も呼んで、大旅行です。ちなみに予約は4名だけど、直前に1名追加となり、金額は+2万ほどになった。
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正直、写真を見る限り民泊に毛が生えたような感じかな?と想像していたのですが、全く違った。「御殿」を名乗るだけある、過ごしやすくクオリティの高いホテルでした。
雲丹御殿(利尻)の宿泊記|チェックイン
羽田から新千歳で乗り換え、利尻に到着。ホテルチェックインまでは時間があったので、レンターカーで島を一周、ぐるっと観光。その様子はまた追々。それにしても長閑な景色。
じっくり観光して、16時ごろにチェックイン。「あー、〇〇さん?ようこそー。チェックインね、ここに名前書い。はいー、これ、鍵ね」。島の男って感じの赤ら顔のおっちゃんが、すんごいラフな対応をしてくれました。田舎に来たって感じ。不快感はまっっったくない。
それにしても、晴れてよかったな〜。
雲丹御殿(利尻)の宿泊記|ロビーと庭
ロビーが魅力的なので、ちょっと散策。フカフカソファ、テーブルには島のマップや観光案内が置かれます。双眼鏡などもありました。右側が食事会場。
フリードリンクコーナー。コーヒーの選択肢があるのが、良い。
マッサージチェアの横には小説がぎっしり。中村文則、湊かなえなど流行を捉えたラインナップ。「家にあった古いやつ、取り敢えず持ってきました」みたいな旅館も多いけれど、全部綺麗で、これは良い。
外に出ると、かなり広いお庭があります。遊ぶものがたくさん!こちらの緑のスペースは、ゴルフ打ちっぱなし的なもの。ゴルフボールが紐で括り付けられ、海に向かってカッキーン!クラブがなかったので、その辺にあった木の棒を拝借。気持ちいいいい。
そのお隣には、海へ吸い込まれるようなブランコ!エモすぎる。風を切って海へ大きく漕ぐのが、本当に爽快。
パッと手を離すと海へ落ちる、スリリングなアトラクション。及び腰で挑戦してみるオジさん。
上手に乗りこなすわたしのママ。良い写真!映えまくりだ。
ブランコの後ろはこんな感じ。こう見ると、ホテル小さいなあ。左下に映るのは、2つのハンモック!
これ、これ。たぶん漁のときに使う網で作られている。手作り感がほっこりです。
ゴロン。海の風で自然に揺れます。日差しは暖かいですが、冷たい風が優しく吹くため暑くならない。最高…横で寝そべるたーちゃんと「3億稼いでリタイアして、こういう生活、送ろうな」と誓い合う。
40分ほど外にいるだけで、東京で暮らす2ヶ月分のストレスが浄化された感じ。心はスッキリ、髪は海風でちょっとギシギシ。満足したのでお部屋に行ってみます。
廊下はちょっと無機質な感じ。
雲丹御殿(利尻)の宿泊記|部屋紹介
じゃん。和洋室、特に広くはないけれど、清潔です。窓から見える海と空なんて、絵のようだ。4名で予約していたけれど、直前で1人追加されてこの部屋に5名が宿泊。余裕はないな。
窓からは、先程の天国スペースがよく見えます。
和室側はこんな。布団は食事中に敷いておいてもらえます。わたしたちは食後に団欒したかったので、自分たち敷くことにしました。右手に映るのが、浴衣やタオル類。足袋もありました。タオルがすんごくフカフカで気持ちよかったです。
クローゼットは玄関入ってすぐ左手に。
スリッパもここに。館内はスリッパでOKでした。
ミニバー
洋室には小さなドレッサーが。お水が人数分。楷書体の「利尻の水」的なのではなく、クリスタルガイザーなのがギャップ萌え。
一度もつけなかったけれど、テレビもあり。冷蔵庫は小さめ。
空っぽでしょ…と思いきや、なんとホワイトチョコレートが冷やされていました。北海道柄で、六花亭とかロイズとかのものな予感。
お茶系はこちらに。夕食を19時指定にして、やや時間があったのでひとまず乾杯しようという話に。ワインや日本酒などは1Fフロントでも売っており、ビールの自販機もありました。が、暇だしということで買い出しに行くことにしました。
やってきたのはお馴染み、セイコーマート。初来店のたーちゃんは、その安さに度肝を抜かれているようでした。わかる、わたしも東京に引っ越した時は物価の高さに同じ反応したもん。
右のやつ、ベルギーのクラフトビールです。美味しいエールで330ml、165円!第三のビールとじゃないんだよ、安過ぎ草です。直接買い付けしているからこれだけ安いんだとか。尖った企業だよね。
景色
絵画のような窓の景色を眺めながらグイ〜。ちょっと足りなく、結局自販機でビールも買い足すことに。
やんややんやと家族団欒していると、あっという間に夕暮れに。ヒョエー。絶景。しっかり太陽が見えてなくなるまで、みんなで監視していました。沈む直前、みんなで「沈み切るまで”アー”と言い続けるゲーム」をした。誰が一番息が長く持つか対決です。
大人5人、スタート直後に笑ってしまって、アウト。幸福ですね。
もちろん、夜は一面星空でした。雲丹御殿、屋上も解放されていて、そこから異常な数の星が見えたそうな。わたしは深夜にお腹を壊してそれどころじゃなかったんですが、弟がしばらく星空鑑賞に出かけていた。
バスルーム
お風呂はユニットバス。これとは別に広い大浴場があったので、使わず。しかしここで注目すべきは、右の方にごしゃっと映るアメニティ類。
5人分、ぎっしりと歯ブラシ、ブラシ、綿棒、剃刀なとが置かれます。
さらに驚きが、こちら!DAMANAというブランドのアメニティが、きっちり5セット!&ポーラの基礎化粧品セットもきっちり5セット!5人中3人は男なのに!気前良い〜!
アメニティにギャアギャア大興奮するのは、わたしとママだけ。男性ってこういうのに興味持つ人、少ないよな…まあ、メイク落としとか、乳液とか、使わないもんな。
シャンプーはKOSEのKNOLLというもの。性別問わずに使える感じ。左にチラッと映るのは、おそらく手作り石鹸。
大浴場はまた次紹介しますが、そこもアメニティ充実でした。シャンプーはもちろん、ボトルの基礎化粧品も置かれていたので、ここにあるものは全てお持ち帰りOK!
雲丹御殿(利尻)の宿泊記|部屋紹介のまとめ
いや〜、期待値が高くなかっただけに、びっくりです。満足すぎる。お外の遊び場はもちろん、お部屋のアメニティも期待以上。わたしたちは使わなかったけれど、レンタルサイクルもありました。毎年、雲丹が採れる期間限定での営業です。
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次は、今回の旅行のメインイベント、雲丹だらけの夕食を紹介。5年分くらいの極上雲丹を2時間で摂取したという感じでした。当然、鬼旨でした。お楽しみにー。
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