札幌旅行記、本日はフレンチランチのご紹介。ひらまつ系列のオーベルジュドリルサッポロへのランチ訪問です。今回は弟2人との3人でのお食事。ほっこり美味しいアルザスフレンチ、ワインもガバガバ飲みました。
オーベルジュドリルサッポロとは
札幌にあるフレンチ店です。
- 食べログ評価3.76(2021年12月)
- 円山公園駅から徒歩5分
- 今回は6,655円のランチコースで訪問
- ワインペアリング付3名総額35,000円
2年前ほどに1度弟と訪問し、美味しさと居心地の良さに感動して再訪です。ちなみに総額は株主優待の20%OFF適用後の価格です。3人でデザートワインまでたらふく飲んだ。
オーベルジュドリルサッポロで食べたもの
アルザスの豪邸のような素敵な外観&内観のこちらのお店。今回は2Fの席をご用意いただいているとのこと。ギャン!採光も広さも素敵やん〜。鎮座する鹿首が北海道ぽい。
弟たちとはお店集合。全員集合してからご挨拶とコースの説明をいただきました。大学生&社会人1年目の弟たち、そしてわたし。圧倒的若く舐められそうな客層ですが、懇切丁寧に接客してもらえました。
メニューをいただき、まずは泡でカンパイ。シャンパンもクレマンも彼らにとっては同じでしょうと判断し、後者を選択。
アミューズ。左から牛パテ、in チーズのシュークリーム、ピザ、白身魚のコロッケ。この時点で「うま…うま…」と声を漏らす3人。
27歳のわたし、寿命まで生きるとしたら死ぬまでにランチを食べられるのは、残り21,900回という計算らしい(参考はこのサイト)。 具体化されると「毎食絶対に美味しいって思いたい」という気持ちになる。
メニューはこんな感じでございます。これで6,000円ってランチ&北海道がなせる技。
一瞬で泡を開けた我々。ワインリストを貰う雰囲気でもなかったので、ペアリングでお願いすることに。グラスワインも千円台から、けっこう種類豊富にあった印象です。最初はボルドー白。
「フロマージュフラン」。帰り道、「何が一番美味しかった?」という会話をしたのですが、わたしのNo.1はこちらでした。ふわふわこっくりのチーズが味覚・嗅覚・視覚すべてにガツンと訴えかける。うんめー!
パンも登場。熱々、硬め。学生時代の2倍くらいの大きさになってしまった社会人の弟、1人で3回ほどパンお代わりしていて、さすがでした。「生活する中で食べることしか楽しみがなくなった」らしい。
リュリーの白。樽香がしゅごい。甘美なランチの良いお供。
そいえばこの日の夜、ワインエキスパートの結果発表がありました。無事合格!6月にその存在を知って申し込み、7月末の1次、10月の2次も独学にて一発合格。やっぱり私、天才か?
「サーモンと茄子のガトー仕立て」。美味しかったランキング1位を争ったほどの美味しさ。底はクスクス、その上にサーモンが広げられ、上にちょこんと点在するのは柚子のクリームです。秋の料理。
「鮮魚のポワレと小海老のフライシュナカ」。フライシュナカとはアルザス地方で「かたつむり」という意味らしい。下段、パイ生地の中にエビが詰められています。しっとりお魚の上には、サッと揚げられたブロッコリー。カボチャのソースで、やっぱりこれも秋の皿。
先程のリュリーの赤。華やかで無難なピノノワール。登場するワイン、どれもこれも、エチケットやボトルにHiramatsuとの表記がある。
最後のお肉は「豚フィレ肉のロティとしいたけのタルト」。お腹いっぱいになるにつれ感動が薄まるわたしに対し、弟は「皿が変わるたび、美味しさがアップしている」と言ってました。
チーズワゴンも登場。わたしと大学生の弟は「お腹いっぱいなので…」と断る中、巨漢と化した弟のみ「おねしゃーす!」と注文。奢られてる身なのに!いや、奢られてる身だからか?ブリアサヴァランを選択してました。
デザートワインを提案され、お願いします。サーブした女性から「スペインの…ポートワインです」と謎発言がありましたがご愛嬌。凝縮感あり、デザートワインとしてはさっぱりめ?
プレデセールはブドウのジュレ。けっこう濃い目のブドウ味。
トークテーマはおすすめの映画。弟「ねーちゃんが好きそうなのは〜、岬の兄妹、MOTHER、子宮に沈める、らへんかな?」。わたしを何だと思っているんだろう。確かに興味は惹かれるけれど。
〆のデザート「栗のムースとバニラアイス」。
ちなみにわたしが今年見てイイ…と思った映画は情婦。ビリーワイルダーってすっげえや!と思って他も観てみたけれど、そこまでハマらず。すごいのはクリスティなのか。
さっくり割るとこんな感じ。ケーキは見た目よりもあっさりめ、アイスクリームは見た目よりもこっくりめ。アルコールで雑になった味覚を落ち着ける。
コーヒーをいただきごちそうさま。生キャラメルもこっくり甘うま。たっぷり3時間もかけちゃった。
帰り道、ホテルまでお散歩してみました。紅葉が鮮やかすぎて、テレビ塔も擬態できそう。あっぱれ、秋晴れ。しかし、札幌はほんとに整然かつゆったりとした街並みです。居心地良い。
わたしみたいに写真撮ってる人もけっこういて、観光客が戻ってきてるのかなと嬉しくなった。
オーベルジュドリルサッポロ|ランチのまとめ
東京の系列店でも感じましたが、王道で安心できる美味しさがあります。北海道だからかもしれませんが、肩肘張らずリラックスして食事を楽しめる居心地の良さもあり。開放感のあるお店と付かず離れずな接客がそうさせるのかもしれません。
美味しかったー。季節感もありありだったので、お次は秋以外にお邪魔しよっと。
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