ホテル雅叙園東京の宿泊記ブログ③リストランテカノビアーノのコースディナー

雅叙園に宿泊した日のディナーです。イタリアン、いいじゃん！と思ってフラッと入ったら、なんとコースのご用意のみでした。私たち夫、私の両親、たーちゃん母の大人5人＋赤ちゃんで伺いました。予約なしでちゃんとしたコース料理食べるの初めてかも。いいお客〜。

リストランテカノビアーノとは

ホテル雅叙園東京内のレストランです。

内装が素敵！ドームのような天井、シャンデリア、たくさんの絵画と鏡。いつかイタリアに行ってこんなブティックホテルに泊まりたいな〜と思いました。結婚式で使われることも多いらしい。ですがThe宴会場！という雰囲気は全くなし。

平日のオープン直後だったので貸切。なので大人が交代で赤ちゃん抱っこしてぐるぐる歩いていました。大人5人いるとコース料理も夢じゃない！ベビーカー入店もちろんOKです。

メニューはこちら。タイから来ると、ボトルワインの値段がめっちゃ安く感じます。ところでタイって2024年からワインの関税なくしたらしい（これまで54％→0％）けど、全然値段下がってないように感じる。店がめちゃ儲けてるの？

5人いるし、みんなちょっとずつ飲みたいとのことでとりあえずボトル。乾杯兼ねて泡、でもシャンパンである必要はないか〜ということでプロセッコ。こういう時、シャンパンである必要はないけれどシャンパン！！って選択できる財力を持つぞ。

最初のお皿はエビとカラスミのカッペリーニ。カッペリーニってざるそばからインスパイアされて誕生したらしい。どっちかっていうと素麺ぽいけれど。もっちりそうめん。ソースは糖度の高いアメーラというブランドのものを使ってるらしい。トマトとエビの甘みをたっぷり感じられました。

ああ、日本に帰ってきた〜！稚鮎のカルビオーネ風。南蛮漬けといったところ。苦味が美味しくって、完全に和食。

写真が残念ですが味は満足。左が白アスパラとホタテ、右はサラダ。甘〜いホタテとアスパラにモッツアレラがかけられます。日本の春を堪能です。

ブカティーニ。これもソースはアメーラでつくったって言ってたかな。

本日の白身魚は真鯛です。ポワレ。前菜でホワイトアスパラが使用されました、今度はグリーンアスパラのソースとのこと。塩気を強く感じたような。

メインが鶏なのは、値段を考えればそりゃそうでしょう。このタイミングで私が赤ちゃん抱っこするターンとなり、食べられる頃には冷え切ってしまってたので申し訳なかったです。

ドルチェは以下5種類から選べます。5人いたので別々のものを頼むことに。シェフ、オーダー聞いた時キッチンで舌打ちしただろうな。めんどくさいに決まってる。

彩フルーツのマチェドニア。マチェドニアって滑舌悪い人のマケドニアみたいだなと思ったら、「マケドニア風の」という意味を持つイタリアンフルーツポンチらしい。

私が選んだカカオのクレープ。あつあつクレープにアイスを包んでいただきました。この写真を見て今あなたが想像した味、そのもの。最初の一口が至高、その後アイスが徐々に溶けてってデロデロになった後の味も想像できるでしょ。

キャラメルジェラート。

ピスタチオのティラミス。ティラミスのテの字もない写真、全く味が想像できません。

「プリンとコーヒーゼリーのロワイヤル」のみ写真がない。たぶん私の席から一番離れた人が食べてたんでしょう。忘れちゃった。綺麗なドルチェの並ぶ幸せテーブル！

雰囲気もお味もサービスもよかったです。サービスについてあまり言及しませんでしたが、とてもスマートなものでした。なんでもコスパで評価するのは下品ですが、コスパが良い。この値段でこの質のコース料理食べられるなんて、ほんと奇跡。いま日本に世界中から観光客が押し寄せてるのも納得です。

さて、次回は雅叙園シリーズラストです。子供のお食い初めをした和食レストランをご紹介。