インドの旅行記。1ヶ月間、バックパックでぐるっと一周

インド

久しぶりの過去の海外旅行を振り返ろうシリーズです。今回はインド。
2月〜3月にかけて1ヶ月滞在、南部のコーチという街をスタートして電車でトロトロ北部まで行きました。画質が終わってますがご容赦を。あと汚い写真多いのでご覚悟を。

インドの旅行記 バラナシ

まずは観光地っぽいところからご紹介。
「死体が流れてくる」ことで有名なガンジス川です。死体よりも、蚊がすごかった。
竜巻みたいになって頭の上をぶんぶん数百匹が飛び回る。

バラナシに限らずですが、野良牛がどこでもいます。狭い路地で道を塞いでる場合は、お尻を叩いて避けてもらう。

川沿いを永遠とお散歩。インド1、2を争う観光地かと思いますが、わたしが1ヶ月滞在した中で最も汚い街だと感じました。視界には牛、牛の糞、ゴキブリ、ネズミのいずれかが必ずいる。

テキトーに入った宿も、寝てる間に身体をネズミがウロチョロ横切る。
「1週間くらい居ようかな〜」と思ってたのですが、3日で街を出た。

インドの旅行記 アーグラ

おなじみタージマハル。改修中なのが惜しいですが、それでも美しい。内部も入れます。
ここは1ヶ月の滞在の中でも最後の方に伺った。身綺麗な日本人観光客を久しぶりに見ました。

しかし女1人のアジア人は珍しいのか、インド人から「一緒に写真撮って!」とけっこう声かけられます。「あなたと写真を一緒に撮りたい」と言われるの、なかなか気分が良いもんです。

北部滞在中にはインドのカラフル祭り「ホーリー祭」が開催されてました。こんな感じでみんなチョークまみれ!タクシー乗ったときも、運転手さんに顔にペイントされました(やさしく)。

ドミトリーで同室だった人と遊びにいったり。まだ汚れる前ですが、やや汚いのでぼかします。

明らかに治安悪そうなので、暗くなる前に帰ってきました。また行きたい…とは思わないな。タイの水かけ祭りも嫌だった。

インド旅行記 ゴア

ヒッピーの聖地・アンジュナビーチ。こんな感じの(インドにしては)綺麗なビーチが数多く連なります。

ズンズンなEDMが爆音でかかってる海の家がたくさんあり、そこでWi-Fi拾ってビールを飲んでボケー。たまにならいいけど、この時は旅行が日常になりつつあり、退屈してました。

このエリアは、まじラリってる人しかいない。大麻とかじゃないと思う。
「もしもこの先、何もかも嫌になることがあったら、またここに来よう」と思った。世界は広い。

20歩行くごとに、何かしらのおクスリを勧められます。しかし別に治安は悪くなかったな。
深夜2時に電車が着いてホテルまでバイクで送ってもらったけれど、飲んで倒れてる人しか見なかった。運が良かったのかもしれないけど。

インド旅行記 プリー

インド東北に位置するこの地域には、有名な日本人宿があります。
評判が良く、日本食もいただけるとのことで期待した伺ってみたのですが、大失敗。

「日本に働き口なくて物価の安いインドで暮らしてるんだろうな」という感じの人たちが数人。
滞在期間の長い人が偉いらしく、「新入り」のわたしにニチャニチャ得意気に話しかけてきてマジキモでした。

さらに!1年海外行ってきて、初めてやられたベッドバグ。

足のむくみもえげつないですが、これもやばいです。すぐ綺麗になるのですが、ゾッとした。
宿の長老客に「南京虫にやられたっぽいんですけど…」と相談すると「ああ、いるよ」。自分がいかにその宿に長く滞在しているか語る前に、それを最初に教えてくれよと思った。

怒ったわたしは宿を出て適当に散歩。
道中、インド人の少年が「一緒にビーチ行こう」と言うので着いてってみると、↑のビーチで草。ビーチというより海が見えるゴミ捨て場。犬がウミガメ食べてたり。
しかし、お互いのことを話してると気持ちが穏やかになる。小さなお家で7人家族で暮らしているらしい。

少年に、「今泊まってる宿をすぐにでも出たいんだけど、いいとこない?」と聞くと、「泊まったことないけど」と前置きした上でいくつか教えてもらえました。そのうちの1つに宿を移動。

日本人宿は、日本語が通じるだけの宿。反対に言えば英語もできない日本人が溜まる場所。たまたま、そんな人が多かっただけかもしれないけれど。

インド旅行記 ハンピ

気を取り直して、楽しかった場所を紹介。内陸部のハンピという場所です。

「ヒンドゥー教のヴィジャヤナガル王国が築いた王都」と聞くと、世界史選択の皆さんは「なんか聞いたことある…」となるかもしれません。
街全体が世界遺産。ちっちゃいアンコールワットみたいなのが点在します。

絵になりすぎるでしょ。

「坂道多いし、トゥクトゥクもボッタクリ多いから、バイクが良いよ!」というオーナーの助言に従いバイクをレンタル。無免許なのに良いの?めちゃ怖かったけど、教わりつつ乗りこなす。

遺跡で話しかけてくれた青年が「とっておきの場所がある」というので着いてってみる。結構ホイホイ着いてってますね。
しかしホントにいい場所!「ここね、心が落ち着くんだ。むしゃくしゃしたらここに座るの」と彼。なんて素敵なの。

穏やかな場所ですが、観光地として流行っているためボッタクリ系のインド人が多い印象。

インド旅行記 ブッダガヤ

続いてブッダガヤ。ブッダが悟りを開いたという聖地ですね。
宿のオーナーがガイドしてくれて、お話を聞きながら巡りました。

「ブッダは神様とは異なる存在?」「日本人にとっての宗教とは?」「神様の話はタブー?よくする?」
五体投地をする人たちを見ながら、ずうっとおしゃべり。

ここの宿はオーナーの家族も暮らしているようで、良い雰囲気。かわいいな。ベルギー人の出家した女性が宿泊しており、一緒にディナー。日本にいたら絶対出会えない。

お食事は2日に1回カレーを食べてました。南部と北部で風味が異なり、南部はあっさり、北部は油まみれのギトギト系です。

ちなみに1ヶ月いて、OS1(経口補水液)のお世話になったのは1回のみ。結構すごくない?

インド旅行記 コーチ

最後に南部のコーチです。訪問順としては1番最初に行った街。
↓インドの電車。20時間3等車に乗ったりもした。1,000kmで500円!

何のツノかと思ったら足だった。

南部と北部とでは教育レベルも生活環境も違う国のように異なる。南部の方が識字率も高く、綺麗な街が多い。歩いていても、綺麗な英語を話す人によく出会う。

ここはアーユルヴェーダとかで有名な街らしく、女性の観光客も多かったです。水上バスツアー的なものに参加。フィリピンとかタイとかでのツアーと遜色ないくらい設備もスケジュールも整ってました。

欧米人のお客さんが多め。「麻布の英会話教室で英語教師をしていた」というマダムに出会う。「日本人は素直な人が多くて、綺麗で素敵な場所だったわ。英語が通じる場所も多かった」とのこと。
「それは麻布だからだよ」と伝えておいた。

こう書いてみると、何もなく穏やかに過ごした街よりも、イライラしたりギョッとしたりした街の方が記憶には残るもんだな。

インドの旅行記 まとめ

「ハマる人と2度と行きたくないという人に二分される」というインドですが、わたしはどちらかといえば後者ですね。もっとお金をかけて、観光地巡りをするのであればまた行きたいですが。発展しているだろうし。

コメント

  1. yuka_1 より:

    なろっち (id:narocchy)様
    はじめまして、ブログ拝見しました!
    「そうそう、インドってこんな感じだった」と、とても楽しく読ませていただきました。
    ムンバイは都会なイメージですね、次回はぜひ遊びに行きたいです。

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