恵比寿って、ちょっとイイご飯食べる時にしか降りたことない気がします。良い店がたくさんある街なんですかね。というわけで今回もご飯屋さんに訪問です。珍しく中華。
中村玄とは
恵比寿の中華料理屋さんです。アパートの1室、人んちみたいな外観です。
- 食べログ評価3.59(2022年10月)
- 恵比寿駅から徒歩3分、全40席
- 今回はディナーで訪問
お気に入り(だけどご無沙汰)のお寿司やさん「ふじまさ」の目の前でした。
中村玄で食べたもの
この日は私&たーちゃん、そして新婚の先輩カップルとのご飯です。はじめましてー、とフワフワした雰囲気になるかと思いきや、先輩が「夫の〇〇です、そしてこちらが後輩のユカチャン」とテキパキ仕切ってくれてさすが。こういう時、私もたーちゃんもボーッとしがち。
お通しで出てきたのがこちら丸ごとパクチー。パクチーって「カメムシまじ無理」って人と「庭で栽培するくらい好き(本当にこう言った友達いた)」って人とパッツリ分かれる気がする。しかし私もたーちゃんも「別に好きでも嫌いでもない」派です。大葉とかシソとかと同じ立ち位置。
おつまみその2。唐辛子チップス。注文後、わりとすぐにお料理が到着するお店だったので、こちらに手をつけるヒマがなかった。たーちゃん曰く「辛そーだけど全然辛くない!」とのこと。
ジャーン。「酔っ払いぼたん海老(600円/尾)」。紹興酒で酔っぱらわされた立派なエビ!ブリンブリンな身はもちろん、ねっとり味噌があまーい。紹興酒のお味はあんまり美味しいとは思わないけれど、甘味が美味しい。高級店で紹興酒に浸かったカニ食べた時も「うーん?」って感じだったし、紹興酒が好きじゃないのかもしれない。
そんで地獄みたいな「四川式 よだれ鶏(1,300円)」。こちらも見た目に反して激辛、というほどではない。あくまで旨辛。たっぷりネギのシャキシャキ感と、鶏のしっとり感が堪りません。
羽と羽がくっついた、まんまる「焼餃子(6個)」。ところで、「辛味は味ではなく痛覚」という説をよく耳にする。「辛いものを食べると脳内で快感をもたらす鎮痛物質が分泌される。辛党がどんどん辛いもの食べたくなるのは、これが理由」とのこと。うわー、まんまと私、快楽物質に依存してる。
でも激辛は合法だし、汗かけるし、悪いことは多少胃が荒れるくらいでしょう。ということにしています。続いては辛くない「肉焼売 4個(800円)」。ミチミチにお肉が詰まっていて、このお肉にも胡椒の味がしっかりついてて美味しいです。テーブルに置かれた黒酢をつけてもよし。
麻辣ハイボールをオーダー。炭酸と麻辣とレモンの刺激がビチビチに口にきます。ヘンな味わいですが嫌いじゃない。品の良さは皆無。
そんでメインの「汁なし火鍋」。これまた地獄みたいな鍋に具材を入れてゆきます。辛さは6段階くらいから選べたかな?辛党エスカレートしてるのは私だけだったので、普通レベルをオーダーです。
オーダー時に事前に具材を指定する方式です。キノコセット、豆腐セット、豚、羊をオーダー。こん中から食べれるやつ(唐辛子以外)を発掘していき口に運びます。ほんのり甘だれ+辛い香り、といった感じで具材それぞれの旨味を感じられます。写真忘れましたが、最後は麺で〆てお腹いっぱーい。
辛いの足りない人には別途辛いチップと辛いソースをオーダーできます。各300円だったかな。高いけれど、物欲しそうな私の顔を見た先輩が「頼もう」と即座に言ってくれました。ありがてえ。
これが一番辛かった気がする「四川式 麻婆豆腐(1,600円)」。熱いとよけー辛く感じる。だからHotっていうのかしら?米が食べたくなるも、お腹いっぱいすぎて入る余地なし。
デザートは4種類くらいかな。杏仁豆腐をオーダーです。甘くて美味しいのですが1口でも食べると2000%吐く、と思ったので途中でギブ。「ああ、今ここにあの杏仁豆腐があればめちゃくちゃご馳走なのになぁ」と思います。お残ししてしまった時、いつも思う。
土日だったからか、2時間制。程よく酔っ払い、なんとなく親交を深めて退店です。
中村玄 まとめ
美味しかったー。程よいお値段で超お腹いっぱいになれて最高です。あんまり中華行きませんが、鎌倉のお店も横浜のお店も「高っかいなー」と思っちゃったもん。
ちなみにこの先輩は一緒にウクライナとか旅行した人。お互い結婚して、大人になったなーと思う。人付き合いが良くない私、仲良くしてくれる人がいて幸せに思います。
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