群馬県みなかみ町「蛍雪の宿 尚文」の宿泊記です。今回はお部屋紹介編。ラウンジの紹介はこちらから↓
蛍雪の宿 尚文の宿泊記|客室紹介
わたしたちが今回宿泊したのは母屋のツイン「春蘭」。この宿は母屋と離れの2タイプによる構成。金額は母屋の方が安い(といっても5.8万、高い)。
建物の2Fに位置するお部屋。引き戸で鍵は手動。エイヤっとしたら簡単に壊れそう。
お部屋はこちら!27平米と狭いですが窮屈さはないです。とにかく採光が良く、温かい光が天国みたい。
窓際に近づくとこんな。
景色はこれ。寂しい感じの景色ですね。侘び寂びの趣を感じるというよりも、寂寥感がある。
窓から部屋を見るとこんな。ザ・田舎の旅館という感じ。
ベッドは2台。左の枕上にあるトビラは鏡でした。なんでここに…?台もないのでお化粧にも使いにくい。穴空いたからとりあえず鏡つけてみたとか?謎設計。
椅子はこちら。なぜかわからないけれど座り心地が良くなく(首乗せる奴がハマらない)、滞在時間は2秒。
壁際にはちっちゃいお花など。配置のせいか大きさのせいか、しょぼく見えちゃう。
それから木製のiPhoneスピーカー!これはオリジナルで面白い。使わなかったけれど。12,000円で売っているらしい。であればJBLの方がいいな。
こちらは虫が来た時に採るための網?露天風呂付き部屋ならわかるけど、この部屋にも必要なのかなー、虫、いっぱいくるのかなーと不安に思う。
テーブルの上は雑然としています。当館には3つの貸し切り露天風呂があり、入る時にはこの「入浴中」札を持って行く必要があります。これが風呂のドアに掛かっていなければ入れる仕組み。つまり、空き状況は行ってみなければわからないのです。
あと、このテーブル2色でおしゃれや…と思いきや、2つにパカっと割れてビビる。物置いてなくて良かった。
虫が来てもしょうがないからね!という注意書き。どっかの宿では「虫が苦手な方はすぐにスタッフをお呼びください」とあって感心したなあ。
お部屋のお菓子はこちら。
ディナーの追加料金メニューや有料ビールの紹介。
クロゼット。
テレビは大きいです。
サイドテーブルには電話など。座布団に置かれるのウケる。かわいい。
素敵なメモが用意されているのですが、書き残しがある。前のお客さんのものでしょうか。別にメモ使わないから何か不便があるわけではないけれど、ちょっと萎える。
玄関すぐ左に洗面所。持参のコンタクトやら基礎化粧品やらを置く場所に困るレベルで狭い。ティッシュはあるがゴミ箱はない。宿泊費が6万近くだから、ちょっとしたことでもガッカリしちゃう。
お部屋のチープな感じを加速させる見たことも聞いたこともない洗顔料。
コップはガラス。
ミニバー的な場所が洗面台の横にありました。あるのはコーヒー(パック)と緑茶。冷蔵庫内には無料のお水が2本ありました。
こちら一休ダイヤモンド特典のプレゼント。スプマンテのハーフボトルでした。
アメニティ系はこちら。やや貧弱だが不足はない。が「貸切露天風呂はコロナ対策のためアメニティを完全撤去しています。全て部屋のものをお持ちください」との指示が最高にダルい。フェイスタオルとか、使い回すの嫌なんだけど。
激萎えポイント、ドライヤー。ナショナル製でわろた。この後、貸切露天風呂に行ったのですが「ドライヤーもコロナ対策のため撤去してあります」とのこと。部屋から持ってけってこと?と思うも、こちらもガッチリ固定されており不可動。どうしろっちゅーねん。結局髪の毛びしょびしょのまま、部屋に戻ってきました。意味不明が過ぎる。
ドライヤーも非常に汚い。思わず接写してしまったよ。細かいと思われるかもしれないけれど、高級旅館でこれはちょっと。
一方、トイレは清潔。匂い袋的なものが置かれ、良い匂いがしました。
ちなみに貸し切り露天風呂にはバスタオルもありません。つまり部屋に用意されたたもの(1人1枚)を使うたびにせっせと乾かし、それを使い回してくれということです。うーん。
蛍雪の宿 尚文の宿泊記|部屋紹介のまとめ
別に不満の1つひとつが、滞在に支障が出るほど困るものでも、クレームを出すほどのものではない。けれど、値段に対して考えるとどうしてももう少しレベルの高いサービスを求めてしまうのです。
なんでこんな宿が評価高いんだ…と頭を抱えて悩みました。出した仮説は、このあたりに旅館が少ないため競争原理が働いていないのではないかということ。一休で検索すると「水上・尾瀬・沼田」のおすすめ旅館が28件に対し、例えば「箱根」では69件、「伊豆」に至っては167件。こんだけ宿泊施設が密集していれば「隣の宿はあんなサービスをやっている」と自然と土地全体のサービスクオリティが上がるのでは。
まあその辺もよく考えずに宿選択をしたわたしのミスです。これからは一休で田舎の宿評価を見る際は、-0.5ptくらいに考えよう。
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