2021年5月オープン、なのに超予約困難店です。omakaseにて予約枠が開放された瞬間にリロードしまくってやっと取れたのが平日夜21時〜の枠。30秒後には全埋まり。人気も納得の美味しさ&コスパでした。
1000(横浜)とは
横浜の焼き鳥屋さんです。
- 食べログ評価3.8(2022年10月)
- 関内駅から徒歩6分、全10席
- ディナーのみ営業
- 10,500円 のおまかせコースをオーダー
ご近所の名店「里葉亭」から独立した方が開いたお店とのこと。美味しくウルトラボリューミーなお店だった記憶があって、期待大です。
1000(横浜)で食べたもの
夜のみ営業2部制です。カウンターのみ10席、綺麗な店内です。キッチンと仕切る暖簾がなんとなく、文化祭みたい。
テーブルセッティングはこんな感じ。箸置きがこれからいただく鶏型。串刺しにされてるとつい忘れますが、動物の命をいただいてることを思い出させてくれるシステム…。
席についてすぐに頂いたのがこちら十四代「竜の落とし子」。すごーい!!!
盃にてチョロリといただきます。おいしー。けど、十四代なんでこんな高いんだろ?日本酒ももっと色々飲んでけば、美味しさの違いがわかるようになれるかな。
お酒は「ワインしばりで合うもの出してください」と丸投げオーダー。「芒」という甲州ワイン。エチケットかわい〜。並々と注いでくれてテンション上がるです。
最初の1本。胸肉ねぎま。お塩でパリッといただきます。淡白食材のはずの胸肉ですが、香りと食感が抜群に旨い。コースのご飯やさん行った時って、1皿目で「やべー!うめー!楽しみ!!!」ってなる時と「まじ?店選びミスった??」ってなる時と割と分かれる。圧倒的前者で大歓喜。
続いてささみ。隣のドラゴンボールはもちろんきんかんです。口に含むとぱちん!と割れて中身がとろり。香り高い海苔の香りに包んでいただきます。
「鳥の巣サラダ」。うずら卵が2つちょこん。3年熟成したパルメザンチーズをかけました、とのこと。大根も鳥型になっててカワイイ。店が違えば完全にフレンチ。ワイン頼んでよかったー。かなりボリュームがあって嬉しいです。
ワインがなくなるタイミングで「次出して良いですか?」と聞いてくれます。ちなみにここの店主さんはソムリエ&Sake Diplomaの保有者。しかも御齢26歳!私より若い方が店主のお店って初めて伺った気がします。凄すぎ。
domaine tetta、岡山のワイン!初めてです。色合いは甘そうですが、さっぱり。微発泡のシャルドネでした。
お刺身です。ササミ・ハツ・レバー。焼き鳥屋さんに来て言うのもアレですが、これが超・超美味しかった。レバーが甘〜い。ねっとりとろける。右上の、醤油と胡麻をどうにかしたパウダーをつけていただきます。お魚のお刺身もやたら美味しく感じるし、日本人にはナマモノを旨いと感じるDNAがあるのでしょうか。
続いてシャブリ。「シャブリっていうのはアンモナイトがあるような土壌で作られるんだよ。だからエチケットにも描かれてるんだよ」。ウンチク、ちくちく。「へぇ〜〜〜」と右から左へ聞き流すたーちゃん。
胸肉のたたき。柚子胡椒にていただきます。皮のみこんがり焼いて、中がレア。噛み応えありありで満腹になる。
ハツ。たーちゃんが好きな部位らしくテンション上がってました。ハツに対する表現としては合わないかもしれませんが、滑らかで脂が美味しい。おみ乃で「レバー苦手な人も美味しいと言うレバー」に出会いましたが、これはハツ苦手な人も美味しいと言うと思う。
お箸休めのお漬物。きゅうりとお味噌、その上にチョコスプレーみたいなのがかかってます。
そして続いてはちょうちん。ハリがあってやっぱりおいし〜。お月様みたいで、秋の食べ物って感じする。年がら年中食べられるんだけどさ。
銀杏。自分ちで食べない食材No.1かもしれない。焼いて食べる以外の調理方法がないしね。しかしホクホクで、こちらもおいし〜。
コンソメ・カボチャのポタージュです。ほっくり甘くて美味しいです。この辺のメニューは時期によって変わるのかしら?毎月来たい。退店時に口頭で予約できそうな雰囲気でしたが、我々はもうタイへ発つのでぐぬぬと我慢。一時帰国時、またリロードしまくって予約しよっと。
大根おろしの厚揚げ。ススに見える。外カリカリ、中とろとろ系です。全皿通してですが、お酒を美味しいと思える人間でよかったなあと思う。舌があることも、香りを認識できることも、日本に生まれたことも、ご飯にお金使う人と結婚できたことも全部ありがたい。
最後のみ赤。サントネー、ブルゴーニュ赤。にしては色・口当たり共にかなりどっしりに感じます。
せせり。私は酔っ払うと記憶をすーぐ無くすので、メニューのない店ではメモ取るようにしています。メモによると「うますぎ!!!!」。意味ねー。食べてなくても言える感想じゃんね。
さつまいもにしか見えませんが、メモによると「熊本赤茄子」。イモじゃね?別で茄子が出てたのかもしれません、忘れちゃいました。下はレバー。こっちは旨すぎて明確に覚えています。最初の方に出てきた刺身でも感じましたが、まじでレバーが美味しい。まるでトリュフみたいな甘みとねっとり感。
お口直しの大根とレモンのジュースです。次も串だけどなんでここでお口直したんだろ?
ラストの串・もも肉付け根のねぎま。スタートもねぎまでしたね。食材が良いのでしょうか、旨味がすごい。
ラストはつくね。とろりんあまーい卵にたっぷり絡めていただきます。ぐでたまにしか見えんビジュの良さ。ホッとするような甘さです。
〆はラーメン・焼きおにぎり・カレーから選択できます。いつものようにたーちゃんと「2つずつ選んで半分こしよ!」と言うと、それを聞いたスタッフさんが「じゃあ、ハーフで2品お持ちしますね!」とのこと。高ホスピタリティ。まずはラーメン。
そんでカレー。〆にカレーを食べるのって初めてかも。スパイスの刺激によりパリッと口がリセットされる。なるほどお酒を飲んだ日の〆にはピッタリと思う。
〆のカレーといえばメディアでよく見るスガラボに行ってみたい。なんのツテもありませんが、死ぬまでにたーちゃんと一緒に行くぞー。
1000(横浜)まとめ
美味しかったし、居心地が良かった。同時間帯に常連さんぽい人もいるよたっぽいのですが、店主さんはいい感じに等しく話しかけてくれて、嬉しかったです。お酒はグラスで上記のものを2名分ずついただいて、合計金額4万円くらいでした、最高。先月のモヤモヤロオジエの半額。満足度と値段って全然比例しないもんです。
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