自宅の余った車庫をコーヒー屋さんにしてみた、みたいな雰囲気のお店です。ドアというドアもなく、ブロック塀で作られたカウンターにコーヒーマシンが置かれるのみ。粗野でありながらも、すっきりとしたセンスの良さを感じます。村上春樹の登場人物が働いてそう、と感じるお店。
SHADE coffee & friends(シラチャ)とは
タイ・シラチャのコーヒー屋さんです。
- Google Mapの評価4.8(2023年5月)
- スクンビット通り沿い、全6席程度
親子くらいの年齢差に見える男女の店員さんが暇そうにボーッと座っていました。私たちが入るとシャン!と立ち上がりテキパキ接客してくれました。
SHADE coffee & friends(シラチャ)で食べたもの
メニューはこんな。フードメニューはなし。日によってはクッキーとか置いてる時もあるようでした。灼熱の日だったので、私はアイスアメリカーノ、甘党たーちゃんはココアクランキーをオーダーです。豆の種類選べるとか、そういうオプションはなさそうでした。
待ちつつ、店内をお散歩。といっても往復徒歩8歩くらいですが。日めくりカレンダーが謎な並びで貼られてあって、MENSAのテストみたい。共通項を見つけようとしてみて、10秒で諦める。「正解があるとわかっているクイズ」は大好きだけれど、そうでない問題はやる気しない。つくづく学者向きじゃないなあと思う。答えのないことを考えるのは好きだけど。
そーいえば、最近しばらく日本から来たお友達とタイ旅行してました。それはそれは快適で楽しかった。一緒に旅行すると、「一緒にいてマジ楽だな〜」と思う人と「早く帰りたいな〜なんでこの人はこうなんだろ」と思う人が、結構はっきり分かれる。後者の場合、たぶん向こうも同じ気持ちなんだろうけど。
楽しいと感じる人と、帰りたくなる人との違いは、経験とか価値観が合ってるってのもそりゃ一因ではあると思うんだけれど、それより「こちらが言いたいことをほぼ100%、発言の意図の通り理解してくれてる」ことが大きい要素と感じる。コミュニケーションが楽。
たとえば私が「どっちでもいいよ」と言う時は、マジでどっちでもいい、好きな方選んでくれて良いし投げやりな気持ちがあるわけでもない。「どっちかと言えばAがいいかな〜」と言うときは、ABどちらかと言えばAが良いけど全然相談の余地があるし、相手がBが良ければBで良い。
しかし私が「どっちかと言えばAがいいかな〜」と言ったときに、自分の意見を言うことなく「じゃあAでいいよ…」みたいに譲ってあげた雰囲気で不機嫌になられると困る。「あ、Bが良かったんだな」と察することはできるけれど、察してあげて相手に合わせるのもめんどくせえ。私はあまり何事にもこだわりがないので、「Bが良い」って言ってくれれば「ええやんそうしよ!」で2秒でお互いハッピーになるのに。言葉を言葉通り受け取ってくれる人と一緒にいたい。
ドリンクは5分くらいで到着です。アメリカーノですが、濃いめに感じた。たーちゃんのはドロっとココアにザクザクチョコクランチがたっぷり振りかけられてます。歯が溶けそうな甘さでした。
たーちゃん、甘党で毎日アイス食べてコーラ飲んでな生活送ってるのに、ニキビや角栓と無縁そうで羨ましい。オジさんってなんでニキビできないんだろ。
SHADE coffee & friends(シラチャ)まとめ
こぢんまりとした良いお店。わざわざこのカフェを目的地に行くことはなさそうかも。たとえば、暑い日のお散歩途中にふらっと寄ってひんやり供給したい、そんなお店でした。通勤前の朝の1杯での立ち寄り利用も良いかもね。
SHADE coffee & friends(シラチャ)店舗情報
店名 | SHADE coffee & friends |
営業時間 | 月〜木:7 AM–4 PM 金:7 AM–2 PM 土日:8 AM–4 PM |
定休日 | なし |
予約方法 | 予約なしで入れました |
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