アサヒナガストロノームに行ってきた。おしゃれ絶品ランチの紹介ブログ

フレンチ

日本橋のフレンチ・アサヒナガストロノームに行ってきました。おしゃれすぎる空間で美しすぎるお料理をいただきました。

アサヒナガストロノームとは

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茅場町のフレンチです。

  • 食べログ評価4.03(2023年1月)
  • 茅場町駅から徒歩4分、全20席
  • 今回はランチ12,100円のコースを利用

超・高評価にドキドキしながら、夫との訪問です。

アサヒナガストロノームで食べたもの

張り切りすぎて、予約時間の 10分ほど前に到着したわたしたち。店の前にはスタッフの方が待っていてくれ、スムーズにご案内いただけました。

「ドリンクはいかがいたしましょうか?アルコールなら、シャンパンやスパークリングが…」と提案いただきましたが、禁酒中につき、ノンアルのおすすめをいただきます。

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いただいたのは1688というノンアル・スパークリング。パリの16区でできたらしい。うーん確かに高級住宅街の味がする(?)。

たーちゃんはビール。表面張力を完全に無視した、まるで富士山のように綺麗な泡を注いでくれたのですが、写真はプハーとした後のもの。

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着席時、なぜかズンズンと先陣を切って歩き、勧められるがままに奥の席に座ってしまったたーちゃん。ふう、と腰を落ち着けたところで「どうしよう、周り、奥側に座ってる男、僕しかいないヨ…」と、周りをキョロキョロしてしょんぼりしていました。張り切りすぎや。

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わたしがメニューを熟読している間も「ねえ、こっそり席替わる?」とソワソワしていました。そんなことした方が目立つよ。黙ってふんぞりかえって座るがいいさ。

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アミューズが到着。前代未聞の美しさ…!「ひよこ豆のパニス ボタン海老のタルタル ビーツのメレンゲ キャビア ゴーフルで挟んだリエット」です。上から、甘い蝶とたっぷりリエットが挟まった葉。ビーツのメレンゲキャビア添え。塩気のある海老のタルタルにあったかいひよこ豆のフライ。

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お次は「ロワール産ホワイトアスパラガス 瞬時に火を入れ、毛蟹のエフィロシェ カリフラワーのクレームを絡めながら」。何がなんでもメニュー名で全てを伝えたいという気持ちを感じる。お花のようなカリフラワーの下に、毛蟹がもっそり乗っています。緑のピョンってしてるのは、なんのソースだっけな…酸味があっておいしかった。

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この角度から見ると、顔に見える!「おれのこと、喰うの!?」ってビックリしているように見える。カワイイ。喰うよ。

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バターには “ASAHINA” の文字が整然と刻印されております。パンは固めでちょーしに乗ってバクバク食べるとすぐにお腹いっぱいになるのでグッとがまん。

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ノルウェイの世界一のレストラン「noma」で作られている?という、ノンアルの飲み物”NON”。オレンジ、シナモン、ブドウ、ユズで作られているとのこと。なんだこれ楽しい味がする。ワインでもジュースでもない。強いて言えば酸味のある、めちゃ旨味の強い紅茶という感じ。

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お次は「シャラン鴨の生ハム 軽い燻製にし、長茄子のフォンダン タマリンドのクーリ」。下がニンニク、上に乗ってるのが確かフォアグラのソース。針金みたいなのがなすの皮!特に味に影響した感じは覚えませんでしたが、見た目がキレー。

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夫はシャルドネ。ソムリエさんの上手すぎる説明を聞いていると「くれ…くれ…一口でいいから…」と震えながら手を伸ばしてしまった。一口もらったが、うーん?せっかくノンアルの全然違う風味のものを合わせていたから、邪魔すべきじゃなかったかもしれない。

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ここで、緑の大きなお皿が出てきたのですが写真を失念(かなしい)。スズキのポワレでした。神馬草という海藻とコリコリとした赤貝が投入されておりました。スープみたいなイメージです。

お次はメイン!「ブルターニュ産仔牛ロース しっとりロティし、マッシュルームのグラッサージュ 山菜のピティビエ じゃがいものクルスティアン」。グラッサージュ、ピティビエ、クルスティアン。はじめましての言葉だらけ。めちゃくちゃ説明っぽいメニュー名なのに、何も想像できなくてウケる。

登場したのはこちらです。なんちゅー美しさ。太陽みたいなポテト、風が吹いて靡いているような山菜。じんわり柔らかい。そしてマッシュルームのパウダーが香り高すぎる。

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コンソメスープ。なんでこんなにも美味しいの?手間暇かけられまくったんだろうなとしみじみする。このお風呂に入りたい。

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デザートへ突入。最初は桃?のジュレ。上のフワフワは酸味が強め、下にはアロエが隠れていましたが、食感を楽しむためのものという感じ。

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2皿目はこちら「オペラフランボワーズ ショコラブランのグラスを添えて」。皿に映る細い影が、なんとも表しがたいほどに美しい。左右の丸いのはチョコレート。カリッとするとトロリとした幸せな液体が出てきました。このクルクル、どうやって作るの?

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コーヒー用のお砂糖です。未使用ですが、かわいいな。コーヒーは撮り忘れ….エスプレッソに近い濃いコーヒーだった気がする。

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お茶菓子は、単なるお茶菓子ではなく3皿目のデザートと言えるほどしっかり美味しい。もう1度食べたすぎて泣きそうだ。カヌレのカリカリをペロペロしてカリッとしたい、今。甘いの3つですが、コーヒーと超よく合う。

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幸せすぎて呆然としながら、ごちそうさま。

アサヒナガストロノーム ランチ まとめ

至福の時間でした。見た目も空間も味も上品。わたしが伺った時は、女性客が8割だったかな?みなさんまあまあドレスアップしていて、特別な場所に来たなあと感じました。

これで12,100円なら、超コスパが良い。ディナーも来てみたいけれど、ランチでこんなに満足してしまったらまたランチでもいいやと思ってしまった。帰りに東証を通りかかったので「また来れますように…」とお祈りしてきました。株頼み。

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