瀬戸内リトリート青柳宿泊記・ラストです。おしゃれな会場でおしゃれなディナーをいただきました。お部屋紹介は以下の記事にて↓
瀬戸内リトリート青凪の宿泊記|ディナー
ディナー会場はこちら。カウンター席と、テーブル席があります。テーブルは3組だったかな、好きな場所を選ばせてもらえました。
わたしたちはテーブル席を選択。横は一面ガラス張りになっており、滝?壁を伝う水?を眺められる感じです。
「瀬戸路旅懐石」というメニュー。そこにわたしはワインペアリングを、弟はお酒が苦手な人にもおすすめの弱めお酒コースみたいなの(名称は忘却)を選択しました。1杯めはこちら。
わたしはこちら。「Chinchilla Blanc de Blancs Grand Cru」。オジェのブランドブラン。スキッとしておりふわ〜っとフルーティな感じの香り。
先付です。「蟹身と車海老 東寺揚げ」「長崎壱岐の旨塩 瀬戸内レモン」。
いきなり揚げもんか…と思いましたが、さっくさくサッパリ。草やら花やらが置かれており、可食かわからなかった。手をつけず。
前菜「桜大根まぶし唐寿美、わらび利休和え 岩松川蓴海苔、一松長人参 小倉南瓜従兄弟焼き」。唐寿美ってカラスミって読むんですね。蓴ってジュンサイって読むんですね。読めんかった。
左手の海苔のジュレみたいなのが斬新。和洋折衷。
大根にカラスミがかかっています。手前のは、長芋とにんじんが巻かれています!ピンセットを使って作業しているのでしょうか美しい…。これも、奥の南瓜も甘めのほっこり味でした。
次のワインは「ROSE DE XINOMAVRO」。マケドニア産らしい。ロゼですが赤ワインっぽい?
ピッシーと前髪を分けたソムリエさんが色々丁寧に教えてくれて楽しかった。フンフンと熱心に話を伺いその時は「すご〜い」と思ったのですが、何が「すご〜い」と思ったのか完全に忘れた。いつもこう。
温前菜「伊予牛サーロイン八幡巻」。上のはブドウを使ったソースだったかな?
パカっ。おー!少ない!まあもちろん普通に美味しいのですが、なんというか「普通に美味しい」以上の感想が出ない。
吸物「はまぐり 春かぶら 口木の芽」。前日いただいた蛤真丈のインパクトがすごく(そもそも違う料理なのですが)、へーという感じ。生意気だな。
お次のワインはミュスカデ。
非常にスッキリ。ドライな感じ。ううん好きかなあ?と思いましたが、次に出てきた料理を見て納得!
お刺身です。さっぱりワインと相性よし。さわら、さより、マグロ。昨日の大和屋別荘と全く同じラインナップ。瀬戸内海の旬のものたちなのかな。
ラストワイン。なんと白。まあ料理を見ると適切なんだけれど、シャンパン→ロゼ→白→白で終わるのってなんか珍しい?シャルドネ100%だった気がする。
ところで、ワインに対してのわたしのスタンスが定まらない。色々説明してもらうととっても面白そうで、絶対に知っていた方が美味しくなるし楽しいと思う。もっと知りたいと思って、勉強したり飲み比べたりもした。
一方で「このままいくとアル中になる」と思ったこともあり(飲み始めると止めらない)、アレン・カーの本を読んで「酒は毒だ!」という考え方も理解しているつもり。でも「金輪際飲まない!」と決意もしていない。なんとも宙ぶらりんな感じなのである。(2023年追記:結局「せっかく外食好きでワイン好きなら味と価値がわかっているべき」という考えに帰着してワインエキスパート取った)
焼き物「岬伊勢海老 黄身バターソース」。うまい〜!エビ自体が甘い。性格良さそうなエビの味。優しい。
煮物「筍まんじゅう 若布あん」。
食事「手毬寿司 赤出汁」。米が少ないのは嬉しい。が、ちょっとここまでのボリュームが覚悟していたよりもずっと少なく「これで終わり…?」感も。弟も「まだ食べれるね〜」と言っていた。多分少なめ。
洋菓子「いちごムース 生姜アイスクリーム」。生姜感が強すぎずさらりといただけました。
全然関係ないですが、シャーベットを銀のスプーンでシャリっとやるの、まじでゾワゾワして無理。黒板を爪でキーっとする時に感じる不快感と同じものを感じる。ちなみにわたしの父はリンゴをかじる音が無理らしく、ウヒィ〜っと変な顔しながら食べる。その姿はゴリラにとても似ています。
はー。うまかった。と満足には満足なのですが、なんせ1品1品の量が少ない…。別のテーブルではこれ+海鮮舟盛りのようなものも提供されていたので、おそらくもっともベーシックなメニューだったのでしょう。
部屋に帰ってビールとポテチをいただきました。左のビールはルームサービス。ルームサービスにビールは記載なしだったのですが、レストランで「部屋でビール飲みたいんですけど」というと持ってきてくれました。
今度は過剰に満腹になってしまいました。ポテチってやめ時がわからん。ゲフ。
瀬戸内リトリート青凪の宿泊記|朝食
お品書き的なものはありませんが、全部説明してくれました。中央上の箱には愛媛名物・じゃこ天。どっかで食べたいな〜と思っていたので嬉しい。
お味噌汁とお魚の接写。なんかこういう家で作れる料理が、家で作る数倍旨いと感動する。
花粉症のわたしがズビズビしていたら、ティッシュを持ってきてくれて、さらに「使い終わったものはこちらにお入れください」と専用ゴミ箱までいただけた。めちゃめちゃ嬉しい。汚くてすいません、薬効かないんや…。
コーヒーがなかったので、お部屋に帰ってゴリゴリしました。
お腹やすめをして、チェックアウト。
瀬戸内リトリート青凪|宿泊記まとめ
これにて瀬戸内リトリート青凪宿泊記は終わりです。大満足の宿泊でした。特に空間の贅沢な使い方と目に入るもの全てが美しいことに感動しました。モダンなインテリア・全体的にコンクリートが多めながらも自然たっぷりで居心地いいことこの上ない。
今回は「大和屋別荘&瀬戸内リトリート青柳」のコラボプラントいうことで、信じられないほどお得な料金での宿泊だったこともあり、不満は1つもありません。こんな料金(2泊2食+特典付で69,800円)で泊まらせてもらってありがとうございますという気持ち。
ただ、正規料金を支払っていたら、食事の量とお酒について(ラウンジのチョイス&量の少なさ&ルームサービスの高さ)にやや不満を感じそう。料理を最重視!という人にはあまり向かないかも?わたしはモリモリ稼いで、値付け見なくても頼めるワ〜となったらまた来ます。次は露天風呂付きのお部屋に泊まろ〜っと。
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