Siri Park and Zoo(シラチャ)/100Bでたっぷり遊べる動物園

シラチャ

入場料100Bで100B分のアクティビティチケットがもらえるという、実質無料の動物園・シリパーク。ほどよい規模感の割に大物動物もいて、ライオンと写真撮ったりゾウにも乗ったりもできる。小さい子連れにちょうどよくって、かれこれ3回ほど遊びに来ています。ただ、もっと値上げして良いから、もう少し良い動物たちに環境を与えてあげたいと感じます。動物にとって良い環境とは言い難い。

Siri Park and Zoo(シラチャ)とは

こんな感じのホラーなオブジェが園内ところどころにあります。子供が怖がる。

タイ・シラチャの動物園です。

  • J-Parkから車で6分
  • 大人入場料100B、140cm以下無料

全部じっくり見て回って、1〜2時間。近所のバカ広カオキアオは「朝イチで行って、ゴルフカート借りて・・・」と前日から気合い入れないと足が向かないのですが、こちらは思いつきでフラッと行ける気軽さがある。

Siri Park and Zoo(シラチャ)の子連れ体験記

エントランスを抜けるこんな感じ。でっかい手、緑の壁、いちいちホラーっぽくてセンスを疑います。園内にも怖いオブジェがたくさんあって子供が立ち止まって怯えてます。

私が体験したことあるアクティビティはこんな感じ。色々込みのパッケージになってるものもあるらしいですが、私はいつもやりたいやつのみ都度払いしています。

  • うさぎ・モルモット・やぎなどへの餌やり各50B
  • ライオンと写真撮影100B
  • ライオンの赤ちゃんと写真撮影100B
  • 象のり確か100B

エントランスで100B払うと入場チケットと、100B分のクーポンがもらえます。そのクーポンを各アクティビティで提示するだけでOK。クーポン使い切った場合は、その場で都度支払いもできます。スキャンでもキャッシュでもOK。

うさぎとふれあい・餌やり

まずは課金して楽しんだものたちをご紹介。うさぎさんへの餌やりです。人参とかレタスの入ったバケツを50Bで購入、それを持てばうさぎコーナーに入場できます。係のお姉さんの方に猿の赤ちゃんみたいなのがめちゃくちゃ自然にくっついてて可愛かった。

お邪魔します〜。うさぎさんたちは、みんなたっぷり餌もらってるのかなと感じました。あまりガッツいてこない。

ミニミニおうちなどもあって可愛らしい空間。自由に歩けますが、うんこいっぱい落ちてるので子供が触らないよう注視が必要。

それでもベンチに腰掛けると、餌の雰囲気を察したうさぎちゃんたちがふんふんと寄ってきます。

くださいな、のポーズ。かわいい〜。ふと、大学生の頃に一人暮らしのマンションでうさぎ飼ってた先輩を思い出しました。当時は「相当うさぎ好きなんだな〜」くらいの認識でしたが、今思えばセキュリティのしっかりしたペット可なマンションに学生のうちから一人暮らしって、すごいわ。金!

私の行ってた大学は、結構お金のあるお家の出身の人が多かったと思います。それでも、とんでもない田舎から出てきた私をバカにする人なんて一人もいなくて(いたかもしれないけれど私はマジで気づいてない)、育ちの良さってすごく大切なんだなと思ったのをよく覚えている。

高校まではあらゆる場面で遭遇した他人の悪意に、大学以降は全然触れることがなくなったんだもん。言葉を選ばずに言えば「上澄みに来た」と感じました。意地悪な人が本当にいないし、面白い友達がたくさんできた。

ので、子供にもできるだけ、そういう優しい人、余裕のある人が集まる環境を与えてあげたいな〜と考えています。選択肢をたくさんあげたい。私が想定している「選択肢が多い教育環境」にはたくさんのお金が必要。どうやって稼ごう。

サイズ感、かわいすぎる

子供がまだ1歳半の現時点で、シラチャでの生活には教育という点から見ても大満足。英語やタイ語に触れて、毎週プールに入って、こうして動物とも触れ合えて、素晴らしい環境だなと思ってます。ありがたい。

と、子供の将来にボーッと思いを馳せたうさぎコーナーでした。子供はめちゃくちゃ楽しそうだった。彼はお家でもうさぎさんのぬいぐるみを愛でてるから、うさぎ好きなのかも。かわいい。

モルモットへの餌やり・ふれあい

続いてモルモットコーナー。うさぎと同様に50Bの餌バケツを購入して入場です。

数が多いので怖い!バケツめがけてわらわらと来るので、私は遠巻きに見てました。お腹空いてる?こんなこと言い出したらキリないけれど、モルモットもうさぎも暑さに(寒さにも)弱いらしくて、心が痛む。28度以上で熱中症の危険性って、ほぼ年中そうじゃん。

最近、コップンカーとサワディーカーを覚えた子供。初対面の動物たち、みんなに律儀にサワディーカーしててめちゃくちゃ偉い!かわいい!

ライオンの赤ちゃん

続いてライオンの赤ちゃんと写真撮れるお部屋。園内で唯一、エアコンの効いている場所だと思います。これは義母が来た時。

恐る恐る触らせてもらいます。

最近行った時の。↑から9ヶ月後くらいなんですが、これは別ライオンなのかな?上のはホワイトライオンに見えるね。

我が子、猫は大好きで積極的に触りに行きますが、ライオンはライオンだとわかるのか、全く触ろうとしなかったです。

大人のライオンと写真撮影

続いて大人ライオンとの写真撮影。いうこと聞かせるために飼育員さんがビシバシ叩いておりかわいそうな気持ちになった。狭い小屋でずっと鎖に繋がれているし。といいつつ写真は撮って、私もしっかり加担してるんだけれども。

弟と来た時。「こんなぬるっと入れるの?怖すぎ。日本じゃ絶対、死んでも構いませんみたいな誓約書を書かなきゃできなそう」と言っていた。その通りすぎる。

ちなみにシリパークのお隣にトラと触れ合えるタイガートピアという施設があるのですが、最近インド人が噛まれて?病院搬送されたという噂を聞きました。こわ〜!

象乗り体験

ゾウさんは大トリ、園の奥の方にいます。餌やり・乗って5分くらいお散歩、写真撮影などが可能。これもかなりかわいそうかも。半径1mくらいしか可動スペースがない。

弟が来た時、乗ってました。結構高いし結構揺れる〜!とのこと。義母とたーちゃんも乗ってた。私は乗ったことないです。昔、カオヤイで乗ったきり。

それから2頭のゾウに持ち上げてもらうやつもやってました。別料金。10秒くらいで終わりますが、記念の写真にはなると思う。

ちなみにこのアクティビティで撮った写真は、退園時にフレームに入れられて販売しています。令和とは思えないガサガサ画質ですが、記念にはなるかも。昭和な質感でそれもまた、味。

クロコダイル

ワニコーナー。これだけ密集していると、ゾワッとする。微動だにせず、本当に生きてる?と怖くなります。餌やり50Bもできる模様。私はやったことない。

ワニのオブジェ!と思ってよく見ると、下にホンモノがいて後退り。見えますか?これ放し飼いなの?出てきちゃったのに、飼育員さんが気づいてないだけ?後者なパターンもタイならあり得そうで怖いです。

他の動物たち

そのほか、触れ合えない系の動物たちもたくさん。触れ合える動物が多すぎるから「触れ合えない系の動物」とか言っちゃうけれど、ライオンと触れ合える方が異常だよね。まずはかわいいキツネ。猫っぽいけど犬科。本当みんな暑そう。

でっかい魚。弟がピラルク!どうぶつの森だとめっちゃ高いよ!すげー!!と大興奮してた。

小さなお魚も見えます。50Bで釣り体験もできるみたい。すんごい水しぶきがあがってたのを見たことがあります。

かめ。じっとりしてる雰囲気です。そうそう、園内わりと匂いが強烈。動物園ってそんなものかもしれないけれど、結構その濃度が濃い気がする。清潔な感じもあまりない。

すごく狭い路地を挟んだところに鹿がいた。気づかない人も多そうな。

ヤギ。チーズの匂いがしたのは気のせいでない気がする。ミルク?

カピバラ。見るたび思うけれど、想像より大きいよね。昔千葉のサユリワールドで餌持ったたーちゃんがカピバラに追われたのを思いです。逃げ惑いながら、飼育員さんに「お尻向けたら追っかけてくるから!怖くても向き合って!」と指導されてたのも面白かった。

王冠がかっこいい。孔雀かな?羽広げなくてもこんなに美しいビジュアルって、驚くばかり。

爬虫類。規則的な模様と鮮やかなグラデーションが美しく、これで鞄作りたくなる気持ちもわからんでもないなと思う。それでも、この柄を模した何かではなくて、生き物そのものを殺して作るってヒューマニズムの世界。

カンガルーも。初めて見たかもしれない。今度パースに行くか〜みたいな話をしていたのですが、私もたーちゃんもどうもオーストラリアにときめかない・・・。一度ユーラシア大陸に降り立ってみたい、という気持ちはあるもののそれ以上の動機がない。ダイビングしに行くとかなら話は別かもだけれど、これといって唆るものが見当たらない。

ポニーが数頭。課金すれば乗馬体験もできる模様。こんな感じで、どの動物たちも狭いスペースで飼われていて、幸せな環境ではないと思う。かわいそう、かわいそうばっかり言っていて、じゃあお前もう動物園行くなよって話なんだけれど。

子供ポニー。動物園の存在は、気軽に子供にいろんな生き物を見せてあげられることができてありがたい。だけれど、やっぱりかわいそうかもしれない、という気持ちがどうしても湧き上がる。私だったら嫌だもん、自分の選んだ場所じゃないところで制限されて一生を終えるの。

だから願わくば、伸び伸びと生きている動物を見に行きたい。人間の世界に引き摺り込むのではなくて、動物の世界をそっと遠くから観察させてほしい。ケニアとかのサファリに行きたいな〜。大自然で出会った大きい野生動物ってサパのバッファローくらいかも。

ただまあケニア、遠いし1,2歳児を連れてく場所としていかがなものかとも思う。というわけで我が家は最近、スリランカのサファリを狙ってます。タイから直行3.5時間、いくつかサファリがあるみたいで、考えるだけでワクワクします。

出口近くには遊具コーナーも。車を見つけた子供が指差しで「ぶーぶー!!」というので乗車。

園内全体のクオリティを体現する車のおもちゃ。ハンドル根こそぎ取れかけています。しかし、0歳代だった前回2回は抱っこ紐の中に収納されているだけだったのに、今や動物を動物として認識して車に乗りたい!という意思表示ができるようになって、本当に嬉しいし楽しい。

Siri Park and Zoo(シラチャ)|まとめ

空いてるし、安いし、見応えある動物もいれば触れ合えるかわいい動物もいます。特に小さな子連れに良いのかなと、今回改めて思いました。もちろん日本からのお客さんを連れてくのもおすすめ。サクッと観光できて便利。同じことを考える人も多いようで、私が弟を連れて遊びにきた時、偶然同じマンションに住んでいる方も日本からのご家族を連れて来ているところに遭遇したり。

ただ、動物の立場を考え出したらズーンとなる。せめて飼育環境がもう少し広くて綺麗になれば良いな。そういえばこの間、パタヤのもっとヤバい動物園行きました。トラウマ。また今度、記録として記事にします。

Siri Park and Zoo(シラチャ)|店舗情報

店名 Siri Park and Zoo
営業時間 9:00〜17:00
定休日 なし
予約方法 予約なしで入れました

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