愛媛県・道後温泉の大和屋別荘の宿泊記、お部屋でのご飯編です。馬鹿みたいに広いお部屋の紹介はこちらから↓
大和屋別荘の宿泊記|ディナー
お風呂に入ったり、飲み放題のビールやらみかん酒やらを飲みと好きに過ごししていると、あっという間に夕食の時間。時間指定が可能で、お願いした時間に部屋まで運んでいただけます。
わたしたちは18:30指定にしました。メニューはこちら。
なんか、お品書きに料理長の名前がきちんと入っているところの食事ってたいてい美味しい気がする。多分に漏れず、こちらの食事も凄まじくおいしかった。
まずは先付「豆乳豆腐」&八寸「土筆白和」「菜の花胡麻辛子和」「桜長芋木の芽田楽」。3月に泊まったので、お雛様の容器です!カワイイイイイ!
上半身を切断すると現れるのがイカと菜の花。春のお味、菜の花の苦味を美味しく残しつつ、綺麗な味付けです。豆腐は濃厚なプリンみたいなガツンとした美味しさ。メニュー表には非掲載のお料理もたくさん。
テンション上がりすぎて何枚も写真をとってしまった。美しすぎませんか?よ〜く手をかけてもらっているのがわかる。こんなの出されると感動して泣きそうになる。まじで日本に生まれて、こういう料理が食べられる機会を得られて、そして感動できる人間でよかったなと思う。
ちなみにこの日は「大和屋別荘×瀬戸内リトリート青柳コラボプラン」っていう意味不明なくらいコスパの良いプランで予約していました。その特典として、お酒が飲み放題!酒豪かつケチなわたしは、たくさん飲まなきゃという使命感に駆られ愛媛の日本酒を1合ずつオーダー。「賀儀屋 純米大吟醸」と「城川郷 尾根越えて 特別純米」。賀儀屋はドシンとコクのある感じ、城川郷はスキッとした感じ。どちらもうまー。
蛤真丈です。文句なしに美味しい。程よい塩気。ホクホクです。
お次はお造りです。「鯛・細魚・鮪」。本日仕入れしましたとのこと。サヨリってあんま食べる機会がない気がするけれど、瀬戸内海では有名なのかな。それとも春が旬なのかな?
筋肉質なマグロです。脂もしっとり乗っていて、噛み応えがありつつトロトロ〜と溶けてゆく。
さてお次「穴子湯葉巻き」の登場です。アナゴも湯葉も大好きなわたし、美味しくないわけはなく。そしてお野菜もホクホクと甘い。なんだか素朴な見た目ですが、味は違う。わりとしっかりと主張してくれて、お酒が進む。
美味しすぎたので接写しました。恋しい。味は染み染みですが、クタクタではなく食感を楽しめる。
メイン!「国産牛ステーキ」です。肉厚ながら柔らかく、箸が進む。そしてお肉を食べるとすぐに口をサッパリさせたくなる。つまり肉を食べるとすごくお酒を消費する。この辺で気に入った「賀儀屋 純米大吟醸」を追加オーダーした気がする。
蒸物「小鯛桜蒸」。説明→「桜の花や枝とともに調理することにより、鯛に桜の香りを纏わせ…」。ワオ何と風流。これぞ和食という感じ。
パカっ。おおお、桜。そしてかなり香ります。桜の匂いって確か塩漬けにしないと出てこないって聞いたけれど、したのかな?それとも香りが強い品種なのかな。
何はともあれ優しい味わい。生きててよかったと思った。人生の中でこういう「生きててよかったタイム」を増やしたいな。
ラスト「みま米」「香の物」「赤出汁」そして「デコポン」。
「みま米」は愛媛のブランド米とのこと。「標高150mで昼夜の温度差が大きいことでお米作りに適した環境〜」とのこと。寒暖差が激しいとお米は甘く美味しく育つのか?ぶどうみたい。人間はずっと温暖な気候で育つ方が優しくおおらかな人格が形成されそうなイメージなのにな。
これは下げずにずーっと置いておいてくれるので、のんびりと食べられる。もうお腹いっぱいだよおとなるけれど、お酒があると別に食える。フシギダネ。
デコポンがとっても甘くて感動した。ダラダラとみかん酒を飲みながら、弟とキルケゴールについて喋った気がする。あれか、これか。自分にとっての真理とは?
大和屋別荘の宿泊記|夜食
最後のメニューを届けてくれた際、「お布団敷きに参りますね〜、何時が良いですか?」と嬉しい質問。21:30頃でとお願いすると「その時、お夜食も一緒にお持ちしても良いですか?」ととっても嬉しい質問!お腹はパンパンですが、お酒は飲みたくおつまみとなるようなものも持参していなかったのでハイと即答。
21:30、届けていただいたカワイイ容器に収納された夜食はこちら。塩のオニギリ2つと甘い漬物です。3口で食べられるポーションと、ほど良い塩気がお酒に合う〜。
「満腹状態なのに、21:30にオニギリ食うって正気かよデブ」という理性の声の持ち主はもうすでにアルコールにより寝静まっているので、問題ない。
大和屋別荘の宿泊記|ディナーのまとめ
超満足。素材が良いのはもちろんあるんだろうけれど、味付けも見た目も美しい。
あと、お部屋に1品ずつ持ってきていただけるというのも良い。非常にナイスなタイミングで次の料理が登場します。弟は「監視カメラあるのかな…?」とソワソワしていました。同じ方がお部屋についてサービスしてくれました。
女のわたしがチェックインから何から全てを取り仕切ってるため、不自然かしらと思い「我々姉弟なんです」と話すと大変驚いていました。「ええ〜!素敵ですね!」と言ってくれ(まあそう言うしかないよね)嬉しかったな。
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余談。これを書いている現在は、群馬県みなかみ町の「蛍雪の宿 尚文」に泊まっています。まあいい所なんですが、ソフト・ハード面ともにウーン…という部分が見受けられ「大和屋別荘はなんて素晴らしい、非の打ち所がない宿だったんでしょう」とウルウルしています。ハアまた泊まりたい。リピ確です。
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