ソネバキリの子連れ宿泊記④ディナー・朝食

離島

今回の滞在は朝夕付き、ハーフボードプランでの宿泊でした。よくもまあ、客室数30室弱のホテルで、こんな僻地で、こんなにたっぷり多種多様かつ高品質な食材を用意できるなあと思いました。壮大なキッズクラブや凄腕スパ、綺麗なビーチの様子などを紹介している前回記事はこちらから↓

ソネバキリの子連れ宿泊記|The Viewでのディナー

どこでいつ、何を食べるかというのは、事前にバトラーさんがベストな計画を立てておいてくれました。特別な希望がなかったので完全におまかせ。初日はここ、海を一望なThe Viewです。

ジャパニーズとペルーのフュージョンというなんとも変わったコンセプト。どのレストランもソファありで、かしこまった雰囲気は全然ない!

フィンガーフードから始まるコース料理をいただきます。タロイモとスイートポテトのチップス、ソースはトリュフ、ワサビ、オイル。

続いてお豆腐を揚げたもの(だった気がする)。0歳子連れでこんなちゃんとしたお料理いただけるなんて、夢のよう。

スイカの自然な甘味あふれるスムージー。海風に合う!ちなみにソフトドリンクはコンプリメンタリなプランでした。

たーちゃんは有料アルコール!

感動したのがこちら、離乳食!我が子この時生後7ヶ月、食べられるものも硬さも限られており外食が超めんどくさい時期。しかし食べられる食材/大きさを事前に伝えたら、こんな風に用意してくれました。さらに、なんとコンプリメンタリ。トップの感動ポイントでした。最高食材、モリモリ食べてた。

薄切りきゅうりの中にはプリプリホタテが詰まってました。タイ、ホタテがべらぼうに高いので嬉しいな。 

食べたもののメモをとるのを忘れてしまって、申し訳ないけれど記憶がない。「3日間のディナーで、ここが一番美味しかったね」と言っていたのは覚えているので、多分全皿美味しかったのでしょう。

というわけで、写真でお楽しみください。これはカニのお肉だった気がする。

ペルー料理とのフュージョンだそうですが、なんせペルー料理を知らないのでそのエッセンスを感じられない。知識がないって罪だと思う。

メインはお肉と魚の両方がありました。しかしこう振り返ると、場所の雰囲気と会話や感情の記憶はあれど、食べたものの味の記憶ってあまりない。

そう考えると、高級レストランに行く意味ってどれだけあるのか。私は料理人ではないし、レストランに行く大きな目的は実は、美味しいご飯を食べることではなく、雰囲気や会話を楽しむことなのかもしれない。

1万円のコース料理5万円のコース料理に明確に4万円分の差があるか?と聞かれたらウーン。私にはわからん。高い食材が旨いわけでもないしなあ。大金持ちになって、こんなチマチマしたこと考えずに好きな時に好きな場所で好きなもの食べられるようになりたいな。

そういえば、このレストランのお隣には立派な立派なワインセラーもありました。もちろん見学させてもらいました!

階段降りると、じゃん。かっこよすぎ。湿度と温度と、完璧に保たれるのでしょう。国別に赤ワインが並べられていました。

アロマキッドまで。これで2時間は遊べる・・・。そういえば、私は食べたものの記憶はあんまりないけれど、飲んだワインの記憶は明確にある!やっぱり関心の有無の問題かしら。ワインは本当に好きだけれど、食べ物にあんまり関心がないだけかも。知識もないしな。

ソネバキリの子連れ宿泊記|The Dining Roomでのディナー

2日目はビュッフェが開催されるとのことで、朝食会場ともなるThe Dining Roomへ。天気が良ければビーチでビュッフェとのことでしたが、雨降るかもとのことでこちらの会場になりました。

そうそう、食事時間について、当初は「基本18時から」という案内でした。しかし我が子、19時には眠りについてしまいます。頑張って起こしても眠いよ〜ギャンギャンとなること必至。

どうしましょうとバトラーさんに相談すると、「何時から食べたい?レストランに早く開けるように言っておくよ!」とのありがた解答!リッツクラビもそうでしたが、この辺フレキシブルに対応してくれたおかげで大人も子供もゴキゲンに過ごせました。

ビュッフェのメインはおそらくバーベキュー。

立派なお肉とシーフードがたっっぷり並びます。何度も言うけれど、たった30室のためにここまでご飯を用意するの、すごくない?もちろん他のレストランで食事をしたり、インルームダイニングを選んでいるゲストもいるでしょうに。

BBQ以外も綺麗なお料理が数多く並んでいます。

浮かれたドリンクで乾杯〜。ノンアルコールは何杯だって、コンプリメンタリ。

食べたものをさらっと紹介。絶品だったシーフードピラフ!綺麗に盛り付けして持ってきてもらえます。

アミューズも海鮮多め。食べかけでごめんなさい・・・

ディムサムとハム類。お酒飲みたくなるラインナップ・・・しかしアルコールは有料、さらにビュッフェでお酒飲むとそれでお腹いっぱいになっちゃうことを私は知っている。

子供がモリモリ離乳食食べるもんだから、すごい量用意してくれました。さすがにこれは1日分の量を越してると思いました。冷凍して持って帰りたいと何度願ったことか・・・ブンブンチョッパーでは生成されない、手仕事の綺麗な賽の目。

グリルされたお野菜とお肉。ソースがオレンジやアップルで南国気分!

そしてメインとも言えるシーフードBBQ!立派な海老にいかにタコ。リブ肉まで!素材が良すぎる。ソースはデフォルトで6種類+レモン。私は右のタイな辛いソースが大好きでこればっかり。しかし素材の味、殺しまくりでもったいない気がして最後の方は何もつけずにいただきました。

デザートは、別室のやや涼しい小部屋に。スイーツビュッフェで十分やってけるほどの、決して食べきれないスイーツが陳列されています。美しい・・・

もちろんタイのギトギト甘々スイーツではなく、素朴な味。デザート以外も、ソネバキリのお料理は全体的に自然派な味わいでした。

お腹いっぱい!と言いつつもちろん甘いもので〆。フルーツもこれまた甘くて美味しいの。ドラゴンフルーツがちゃんと甘いと、良いホテルだなあって思います。発泡スチロール食ってんのか私は?って思う虚無の味のこと、多いからね。

ソネバキリの子連れ宿泊記|Kruua Mae Tuk (Tuk’s Kitchen)でのディナー

最終日は川のほとりに建つタイ料理レストランのTuk’s Kitchen。

天気が良ければボートで川を渡ってアクセス。しかしこの日は「ボートでも行けるけど、赤ちゃん連れてるなら車の方が良いかも」とのことで車で向かいます。ボートより怖いであろう木造橋をガタガタ渡って到着です。

はあ、素敵。テラスにはテーブル席、屋根のついたスペースにはソファ席があり、そちらを選びました。

この日はコースのタイ料理!この島で採れたお野菜・お魚を使ったお料理です。いいタイ料理屋さんに行くと結構な頻度で出てくる、野菜くるくる包むやつ。いつまで経っても名前を覚えられない。

ポメローサラダに、カニの揚げ物。やっぱりタイではタイ料理を食べるに限る。日本人好みにマイルドになっていないドストレート刺激いっぱいタイ料理が好きなので、特に美味しく感じます。

ぶりぶり海老の甘唐揚げ。

揚げ物続き、しかしスープでお口をサッパリ直せます。

そうそう、感動したサービスエピソード。前日の夜のビュッフェの際に子供が飽きたー!とグズるもんで、スタッフの方に「ごめんちょっと抱っこしててくれない?」とお願いしました。もちろん快諾、色々お散歩に連れ出してくれて、大人はゆっくり食事を取ることができました。

そして今日、このレストランに来るとスタッフが向こうから「よかったら、抱っこしておきましょうか?」との申し出が!もちろんここは昨夜とは違うレストラン、スタッフも昨夜とは別の方です。「あそこの家族が来たら、赤ちゃん抱っこしてあげて」と裏で共有されているに違いない。凄すぎです。

というわけで、一品一品お写真撮る余裕があるほどにお料理を堪能できました。

最後は米を卵で綴じたもの。カニの足がたっぷり入ってました。このレストラン、その日に仕入れた食材でお料理するらしくて、メニューは一切なし!楽で大変良い。

最後はタイなフルーツ盛り合わせ。食べきれず、お願いしてお部屋に運んでもらいました。どれもキッチリ熟しており、とっても甘くて感動です。

おまけ。この日の離乳食。お米に7種のお野菜にお豆腐。最高品質すぎる離乳食です。殿様!

ソネバキリの子連れ宿泊記|The Dining Roomでの朝食

最後に3日間の朝食をまとめて紹介。先に紹介した2日目のビュッフェディナー、The Dining Roomが会場です。

ゆーっくりリラックスできるソファ席。

朝食はビュッフェ+オーダーメニュー。まずはビュッフェから見てみましょう。

作りものみたいに綺麗なデニッシュ。日によって種類がちょっとずつ変わってました。

これまた作りものみたいに発色の良い、みるからに新鮮な野菜たち。好きなものを言えば切ってサラダにしてくれます。

フルーツも同じシステムで、口頭リクエストで食べやすくカットして運んできてくれます。

レストランのすぐそばに、天文台があります。この1F部分がチーズ&ハム専用のビュッフェコーナーになってるの。

ありとあらゆるチーズ・ハムがずらり。夢の空間です。

ないものを探す方が難しいくらい、なんでもある。

オーダーメニューも山ほどある。めくってもめくってもページが終わらず、びっくりしました。その日の気分と食材でおすすめ聞いた方が早いかも。メニューにないものでも、作ってくれると思います。

ここからは食べたものを適当に並べていきます。

これだけ色々あって、それかよ!と思われそうですがトップクラスに美味しかったワッフル。クリームが軽やか、ワッフルはサクサクで最高。書いてて涎出てきた。毎日1皿、最後の日は2皿食べた。

チーズコーナーより。添えられるフルーツも立派でしょ。

オムレツ。カニだっけな?卵料理だったらこれがおすすめ〜と言われたもの。

デニッシュコーナーより。小ぶりサイズで色々試せるのが嬉しいね。

別の日のチーズ・ハムたち。カメラで写真撮ると、時系列バラバラに読み込まれちゃう。いつ何を食べたか思い出せないので、読み込まれた順に並べてしまいます。

これはなんだったけなあ。タイ風ガレットかな?ターチャンが頼んでました。絵本的な見た目で美味しそう。

雨の日だった時の朝食。そうそう、写真中央やや右上のピンクのグラス。毎朝、ショットグラスでその日のオーガニックエナジードリンク的なものを出してくれました。

オムレツかな?これもたーちゃんの。いかにも体に良さそうですね。私はあんまり卵が好きじゃなくて、エッグステーションなどスルーしがち。

小麦粉はだーいすき。もちもちクレープをいただきました。ソースは日によって変わって、この日はブルーベリー。

ウインナーも4種類くらいあったような。1本単位でオーダー可能です。

右のムーピンも上品甘ダレで本当に美味しかったなあ。

ソヌサラダ。ソヌとはソネバの設立者のお名前。イギリスの方だっけな?彼の血の味・・・ではなくて、イチヂクとオレンジ、キャロットなどのおしゃれOLサラダでした。

もちろん毎朝、離乳食も完璧にセットしておいてくれます。初日の私たちが朝食食べた時間に合わせて、事前に切って茹でてセッティングしておいてくれてる、たぶん。ほんのり温かいんだもの、凄技です。

晴れると写真が綺麗に撮れるね。

エッグベネディクト。もちろんたーちゃんの。ハムやサーモンなど中身指定可能です。

綺麗なパン。バターは言えば持ってきてくれます。

フルーツ。よく見るけれど食べ方がよくわからずトライしていなかったタイフルーツ、ここでなら剥いて運んでくれるので色々挑戦。お決まりのマンゴー、バナナ、それにロンガン、タマリンド、ローズアップル。右上のやつ、なんだっけなあ。梅っぽい味で美味しかった。

毎食の締めはチーズとフルーツ!子供抱っこしてくれてるので、大人だけでゆっくり味わうことができました。感謝すぎる。

ソネバキリの好きなところが詰まっている写真。お行儀悪いけれど、ご飯中にゴロンとなって子供と戯れられる雰囲気です。美味しい食事を自宅のように、裸足で自由にリラックスして食べられる。贅沢の極みです。

ソネバキリの子連れ宿泊記|食事のまとめ

4記事にもなってしまったソネバキリ旅行記、これにて完!3泊で4記事書けてしまうほど、思い出深く楽しいホテルでした。絶対にまた行きたい。

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ソネバジャニやフシ、そしてシックスセンシズにも俄然興味が湧いてきております。たーちゃんはベトナムの海岸絶壁に建つニンヴァベイに泊まりたいらしい。タイにいるうちに、行けたらいいな〜。

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