ソネバキリ、タイの中でも群を抜いて宿泊費の高額なホテルです。日本で「高級ホテル」「高級旅館」といえば、大人のための静かに寛ぐ場所、という印象があります。が、ここは反して子連れ大歓迎。子供のためだけに用意された施設・アクティビティがたっぷりありました。子供が楽しいと親も楽しい。そんな施設たちをご紹介。
お部屋を紹介している前回記事はこちらから↓
ソネバキリの子連れ宿泊記|So Guilty
まずはソネバといえばなSo Guilty, So Coolという場所をご紹介。朝食会場となるレストランの横にあって、So Guiltyではチョコレートが、So Coolではアイスクリームがいつでも食べられます!
まずはチョコルーム・・・。重たい扉、開けると冷気がひんやり流れてきます。
小さなお部屋にいろんな種類のチョコレートがぎっしり、ずらり!これらいつでも好きなだけ食べてよし。夢ですか?
ひとつひとつ、プレートが立ててあってワクワクしながら選べます。
全部ホームメイドっていうのが、おったまげちゃう。全体的にあっさり、Guiltyというお部屋ですが罪悪感のないチョコレート。
ハーフボードプランでしたが、このお部屋もあるのでランチスキップも余裕でした。まあ普段から私は1日2食なので、お菓子たっぷりいただいて、なんなら体重増えて帰ってきました。
チョコベースなドリンクも3種類ありました。
さらにマカロンまで!毎日、木箱を開けて「今日はどれにしようかな〜」ってニマニマするのが本当に至福でした。
こんな感じでカロリー摂取!お部屋から離れた場所にあったので、ビーチで遊んでここに来て、スパの帰りにここに来て、という感じでお出かけついでに2,3回利用させてもらいました。
我が子は0歳、チョコレートは時期尚早すぎる月齢なのでスルーでしたが、小学生の子とかいたらパラダイスだと思う。
別の日。ゴツゴツ系のチョコレートをいただきました。ソファのクッションがマカロンとリンクしてて素敵!!!
そしてこちらがSo Cool。アイスクリームバーです。レストランのスタッフ呼んで、好きなもの好きなだけすくってもらえます。
メニューもあり。呆れるほどに、種類豊富。
こんな感じでいただきました。全部プラントベースだからか、かなりあっさり。ヘルシーなもの食べてるな・・・って気持ちになりました。
ソネバキリの子連れ宿泊記|ビーチ
続いてビーチ!砂が綺麗!我が子、人生初海。なんでも美味しいお年頃、ビーチに置くと砂をむしゃむしゃする気がしたのでソファ待機。
SUP、シュノーケル、ボート、ヨットなどノーモーターなものは基本無料。シュノーケルはボンバーマンスタイルのもので、とっても使いやすかった。お魚たくさん見たい場合は、有料のシュノーケルツアーに参加した方が吉。
ソネバキリの子連れ宿泊記|フォトシューティング
有料アクティビティでは、我が家はフォトシューティングしました。これがソネバキリでやって良かったことトップと言ってもいいほどに、最高でした。ロケーションもそうですが、カメラマンさんが良かった。
ソネバキリの専属ではないらしいのですが、リゾートを隅々まで知り尽くしており、あらゆるフォトスポットに連れてってくれました。天気も見ながら一番いい時間にいい場所に移動してくれます。
まずは晴れた瞬間、ビーチで撮影。ポーズも的確!英語は超流暢!
これはビーチに続く道!たーちゃんは八百屋でネギ買ってきて人みたいだ。
続いて、フォトシューティングしなければ来ることがなかったであろう林の中へ。近くにVilla99という鶏さんたちのお部屋がありました。卵まで自家製って、ファームリゾートでもないのにすごいです。
どの写真も裸足なのが、ソネバキリだな〜って嬉しい気持ちになります。
最後はお部屋に戻ってパシャパシャパシャリ。
びっくりなのが、写真を撮ったその日の夜に、レタッチ済のものがメールで届けられたこと。しかも枚数無制限なのか、100枚以上ありました。仕事早すぎ!サービス良すぎ!
カメラマンさん、私たちがチェックアウトする際には港まで見送りにまで来てくれました。ちょっとしたことですが、とっても嬉しかったなあ。
ソネバキリの子連れ宿泊記|スパ
今回の滞在ではスパも受けてきました。たーちゃんと交代で、90分ずつ。
ウェルカムドリンクいただきつつ、いろいろ記入。
案内された更衣室。
都心のラグジュアリーホテル並みに広くてさすがです。42㎡くらいあると思う・・・
ここ、1人で使っていいなんて本当ですか?
サウナなんかもありました。私はアンチサウナーなので利用せず・・・
半屋外な感じで気持ちが良い〜。
スパルームはビーチのすぐそば!ほぼうつ伏せでいるのでまあ景色を見るタイミングはほぼないんですが、特別感がありますね。
街のマッサージとホテルのマッサージって、値段10倍違うこともよくあります。「10倍の値段だからって10倍気持ちいいわけじゃないしな・・・」と思って、私は高級ホテルのスパの利用を控えがち。しかし今回は他にアクティビティもしないし、スパプロモーションもあったしで、意を決して利用!
結果、大正解でした。マッサージってリラクゼーションという認識だったのですが、これは治療かもと思いました。高い値段払ったことによるプラセボかも・・・とも思ったのですが、やっぱりそうとは思えないくらい体が軽い。うっすら感じていた不調が全部消えた。凄腕です。大金持ちになって、あの人を専属として雇いたい!とまで思ったほど。
終わった後には、ヘルシー系な茶菓子が出てきました。
そうそう、スパ施設の近くにはジムもあって、そこで毎日コンプリメンタリのクラスが実施されています。私はヨガと、sound bathを受けました。ヨガはたまたま、マンツーマン。しっかり教わり、じっとり汗かき気持ち良い〜!
そしてsound bath。たーちゃんも受けたそうだったので、「赤ちゃん連れで言っても良い?」とバトラーさんにご確認。すると「ごめん、他のお客さんもいるから子連れは厳しいかも。でも、代わりにあなたたち2人のために別時間でコンプリメンタリの同じクラスを開講するね!」とのこと。これ以上ない対応です。
ありがたく時間通りに伺うと、さらに「赤ちゃん、よかったら私たちが見ておくよ!」とスパスタッフの方々。結局、1時間も見てくれていて(無償で!)、大人2人で集中してクラスを受けることができました。
波の音と心地よいブォーンとした音色に包まれて、うとうと。気づいたら寝ていました。たーちゃんは始まった瞬間に眠りについたそう。贅沢な時間を過ごさせてもらいました。本当、ありがとうございます。
ソネバキリの子連れ宿泊記|キッズルーム・Eco Den(0〜5歳)
「死ぬまでにまた絶対に来たい!」と思うホテルはいくつかあるのですが、その中でもソネバキリは「我が子が子供のうちに、また来たい!」と思うホテル。その理由はやっぱり、こちらの充実しすぎなキッズクラブがあるからです。
ホテルに2つのキッズルームがあるってどういうこと。年齢別で、こちらは1〜5歳用。
はあ、なんて可愛らしい空間でしょう。ほっこり温かみ溢れています。なんとここ、1歳以上であれば無料で託児が可能です。すごくない?タイのホテル、4歳以上は無料託児可は比較的よく見るけれど、1歳〜っていうのはなかなかないような。
訪問時、我が子は0歳。0歳を託児する場合はベビーシッターが必要で、1時間600Bだったかな。まあ特にシュノーケル・ダイビングなどの予定もなかったので、託児サービスは利用せず。
とはいえ、貸切だったからか手の空いているスタッフさんが上手に遊んでくれました。
別の日も。よかったねえ。
かわいいおもちゃがたっぷりありました。まだハイハイ初心者だったので、特に遊べるものもなかった・・・今(記事執筆時点で1歳!)行ったら、もっともっと楽しめると思う。
絵本もたっぷり。英語・タイ語はもちろんのこと、だるまさんがシリーズまでありました!我が子は絵本にハマってて、日に20冊も30冊も読むのでこれが本当に嬉しかった。
テレビもあったけれど、ずっと消えてました。スクリーンタイムゼロにしたいので、ありがたい〜。
新しいおもちゃいろいろ試して疲れ果てて、すやすや〜。
私と子供のふたりっきりだったので、私も横でゴロン。屋根にあたる雨の音が響く日で、本当に気持ちがよかったです。
貸切をいいことに遊び場で寝ちゃいましたが、メインのお部屋の奥にはお昼寝部屋が用意されています。
開けるとこんな。ハイチェアやコットが置かれてますね。オムツ替えスペースや子供用のおトイレもここにありました。
ちょっとしたおもちゃも。
なんてピースフルな空間でしょうか。
ソネバキリの子連れ宿泊記|Den(5歳〜)
続いては、5歳以上対象のキッズクラブ、Denへ。EcoDenとDenは全然違う場所にあります。
チョコレートルームの近くの森の中を進んでいくと見えてくる、でっかいクラゲみたいな建物。これがDen!もうワクワクしてきます。
この迫力ある施設を撮るのにはあまりに不適な単焦点レンズを持ってきてしまい、写真が微妙・・・
階段上がると、コンセプト別にいくつか小部屋がある感じ。すごいのは、階段も壁も床も天井も、ぜーんぶ木なの。どうやって建てた!?なんで崩れないの!?と不思議になる。
真ん中にはクジラ?のお部屋。ここももちろん入れます。大人が入ると割れそうだし、我が子が入るとするっと落ちそうで近づかなかったけれど。
読書のお部屋があったり、
ブロック系のおもちゃが集うお部屋があったり、
クラフト系に勤しむお部屋があったり。ここではゲストの子たちの作品と作り手の写真が飾られており、まるで幼稚園。
タイ楽器を体験できるコーナーまでありました。ちなみにDenでは、スタッフさんがずうっと付きっきりで案内してくれてました。
そうそう、外に出るには階段降りずとも、このスライダーを使えます。雨上がり直後だったので、一時閉鎖されてました。
子供の頃にここに来れたら、絶対にオープンからクローズまで居たくなるだろうな〜と思いました。
ソネバキリの子連れ宿泊記|ライブラリ
続いてはライブラリ。チェックアウト手続きを行って、出港の待ち時間をここで過ごしました。
吹き抜け、広々〜。
ライブラリというだけあって、本がずらり。
日本語もちらほら。やっぱり2週間くらい、ゆっくり滞在したいなあ。
お水やスナックもあり。でもここ、チョコレートバーのすぐ近くなので、小腹が空いたらそこまで歩いた方が満たされそうです。
チェックアウト時にはスパークリングをサーブしてくれました。もちろん、ワインじゃなくても好きな飲み物、選べます。
ボートが来たら呼んでもらって、ここから出港。絵になるね。8月、雨季ど真ん中ですがなんだかんだ晴れてることが多くてラッキーでした。
ソネバキリの子連れ宿泊記|ギフトショップ
ライブラリの近くには、2F建ての立派なギフトショップがありました。
夏っぽい、そして自然素材でソネバっぽいアイテムがずらり。私がチェエクアウトする日、バトラーさんが「今日から、夫婦と子供3人、そして専属通訳の日本人ファミリーがくるよ」と教えてくれました。
聞くとなんと、スライダー付きの1泊5,000ドル超のお部屋に1週間ステイするとのこと!興味津々でお話を聞きまくってると、ちょうど私たちがチェックアウトの時に到着したらしく、「あの人たち!」と遠目でコソッと教えてくれました。
到着してすぐここにお立ち寄りになり、たくさんお買い物してた様子。すごいなあ、高級ホテルに来ると、本当に普段接する機会がないような途方もないお金持ちの生活を見ることができて、とても楽しい!私もそのうち、そうなるぞ〜、絶対に!
ソネバキリの子連れ宿泊記|施設紹介のまとめ
ここで紹介した施設以外にも、例えばテニスコートがあったり、ジムがあったり、池に浮かぶ巨大スクリーンで映画放映してたり、展望台があったり、他にも私が見きれていないだけでいろんな遊びスポットがあると思います。やっぱりもう一回、来たいなあ。
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次回は朝食とディナーをご紹介。立地的に当然ですが、全ての食事をホテル内で済ませたので、記事もすごいボリュームになるぞ。
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