Blue by Alain Ducasse(バンコク)/ミシュラン1つ星フレンチランチ

バンコクグルメ

アランデュカスってチョコレート以外食べたことがない。銀座のシャネルのお店も興味があったものの、「シャネルグッズ身に付けなきゃ舐められるのでは?」と恐れて(そんなことはない)足を運ぶ機会がなく。バンコクで比較的お手頃なこちらを見つけて、訪問です。

Blue by Alain Ducasse とは

アイコンサイアムという超高級デパートに入居してます。

ミシュランタイ 2023 1つ星
Google 評価 4.5(2022年12月)
今回はランチで訪問
コース2,550B +ペアリング1,650Bをオーダー

予約は公式HPから。土曜の昼間に訪問、満席でした。

Blue by Alain Ducasse で食べたもの

天井の高い円形の解放感ある会場でした。窓際のこちらのお席にご案内いただきます。汚く濁ったチャオプラヤ川ビュー!

サービスプレートがタイらしい柄。

ランチコースはこちらです。これ以外に、アラカルトやフルコースも用意されていました。メニューの説明やワインのサーブはフランス人(たぶん)が、それ以外はタイ人スタッフが担当してくれました。

最初にフィンガーフード4兄弟。長男のトリュフ on シュー。贅沢な香りで食欲のエンジンをぶっ放してくれます。

次男、ゆずとお魚のタルト。極薄パリパリ生地に、白身魚のマリネと柚子が詰められます。夏のお料理。

三男。肝系のお肉が詰められたパイに、ビーツのシートが乗ります。4品中、これのみ温かいお皿でした。他が冷めてるというわけではなく、そもそも冷たいお料理が多い。暑い国だからね。

四男、再びビーツです。中はお魚のマリネ。2つ目と3つ目の材料を組み合わせて作った?という感じですが、お酢系の味付けで全然違うお料理です。
なお、当然ですがここまでのお料理はメニューに記載のないアミューズ。しかしギリシャの高級レストランがトラウマになってるたーちゃんは「これで4皿…あと残り2皿だったらどうしよう…」とソワソワしてました。かわいそ。

シャンパンはこちら。アンドレ・ジャカールのブランドブラン。お料理もワインも、全体を通してサッパリスッキリな印象です。

気前よーくドバドバ注いでくれて嬉しい!ワインの高いタイ、シャンパン込み1,650Bは頼む価値ありと思いました。ランチペアリングにしては高いけどね。

2つ目アミューズ、魚のムースとグレープフルーツのジュレ。アイスみたいな冷たさです。上に散らばってるのも、たぶんグレープフルーツを乾燥させたやつ。香りで魚を感じるものの、酸味が前面に来たお皿です。

パンの登場。大きいこちらをテーブル中央に置かれ、1つを2人でシェアする方式。ローズマリーの香りのついたホカホカパンです。

そのほか、2種類のパンからお好きなのどうぞと運んでくれました。こちらのデニッシュをいただきました。バターたっぷりといった香り。

たーちゃんは硬いこちらをチョイス。「ユカチャンと違う方選んだ!写真撮ってあげる!えらい?」とニコニコしててかわいかった。

やっと1皿目。そしてこちらが本日のNo.1のお皿でした。アボカドのムースにグレープフルーツ、そしてむっちり帆立が乗せられます。アクセントにはサクサクキヌア。まろやかなアボカドに、甘い帆立とグレープフルーツ。グレープフルーツは酸味がなく、苦味として機能してる。美味しすぎて言葉を失う。「美味しいな〜♪」だったのが、明確に「えっこのお店すごい!美味しい!」に変わった瞬間。

合わせるのはこちら、ロワールのソーヴィニヨン・ブラン。3杯のペアリングなので、↑の皿を1皿目として、ここから3皿を合わせる計算。しかしこれは絶対にグレープフルーツとホタテに合わせるためのワインだなと思いました。フレッシュさが際立つ。

うさぎと栗のトルテーニ。パスタ生地に、お肉がぎゅっと詰まってます。とろりとした激濃コンソメスープを注いでいただき。一気に秋冬みたいな料理だな、と思うけれど、タイは四季がないんだもんな。

ランチコースなのにお魚・お肉と両方楽しめるのが嬉しいです。というわけでお魚はこちら、ニジマスです。しっとりと火入され、旨味が閉じ込められてるようで甘い。ソースはややボンヤリしているかも?お魚自体が美味しいので、結論、美味しいです。

メインはこちら。和牛アップグレードは選択せず、イノシシです。ソースはあっさり、ソースというよりスープのような?お肉は硬め、やや臭みを感じるような。やっぱりお魚料理の方がクオリティが高いかも。

合わせたワインはこちら。「カベルネとシラーです」と説明され、ずいぶんと重そうなのを合わせるのね…と思ったのですが全然。香りはどしんと黒果実系ですが、飲んでみるとチェリーやラズベリーなどスッキリとした風味に感じられました。

ふー、なかなか満腹です。ランチなのに良いボリューム。最後のスイーツの前皿もタイらしい。

デザートは3種類から選択。2つを選んでシェアしました。まずはラムがけサバラン。

自然な甘さのクリームをどっぷりつけていただきます。美味しいけれど、うーん、やっぱりスイーツは日本のレストランの方が繊細ですね。この価格でこんなワイルドなデザートはまず出てこないでしょう。

2つ目はこちら、チョコプレート。クランチ、ソース、クリーム、シフォンケーキといろんなタイプのチョコの詰め合わせ。やっぱりチョコ屋さん出してるだけある、と思うような美味しさ。前日にかかってきた確認電話で「記念日!」と伝えると、文字書いてくれました。

最後はコーヒーで〆ました。これで1時間はお喋りできるような大容量。お皿が店名「ブルー」なだけあって、コースを通じていろんなデザインの青いお皿を出してくれるのも可愛い。

ミニャルディーズまで!サダハルアオキっぽい、スタイルの良い3種類。サーブ後2等分に切ってくれました。

Blue by Alain Ducasse まとめ

美味しかった!!特に魚系料理。値段も料理のクオリティも高いものの、店内は家族連れがチラホラいたりと割とカジュアルな雰囲気です。サービスも過度に恭しい感じでもなく、緊張せずに楽しめました。スイーツだけ、みたいなカフェ利用もできるみたい。おしゃれな休日を過ごしたい日にぴったりです。

店舗情報

店名 Blue by Alain Ducasse
営業時間 12:00〜14:00、18:00〜21:00
定休日 火曜日、水曜日
予約方法 公式HPから

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